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2022年7月26日

IBS、早期英語教育で育った子どもが日本語と英語を「ごちゃ混ぜ」に話すのは心配不要?

ワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所(IBS)は22日、バイリンガル児が1つの発話や文章の中で2つの言語を混ぜて使用すること(コードスイッチング/CS)を言語発達の問題として危惧するべきか否かを検討するため、関連の先行研究を調査し、論文を発表したことを明かした。

それによると、「バイリンガルの子どもは、言語障害の有無にかかわらず同様のCSを行うため、CSそのものが言語障害の兆候である可能性は低い。また、かなり入念な検査をしなければ、CSの特徴を言語発達の問題と結びつけることはできない」としている。

また、「バイリンガルの言語知識の仕組みは、モノリンガルとは異なる。2つの言語を切り替える行動は、高度な認知能力に支えられている。よって、バイリンガルの子どもが2言語を混ぜたとしても、大抵の場合、言語発達の問題として心配する必要はない。バイリンガル児の言語発達を適切に評価するためには、家庭や教育機関などにおける理解を促進すると同時に、日本の社会文化に即した研究を進めることが重要である」という。

IBS 佐藤有里氏による「バイリンガル児のコードスイッチングは危惧されるべきか? – 言語病理学・神経言語学的研究に基づく考察 -」は詳細ページから閲覧できる。

「バイリンガル児のコードスイッチングは危惧されるべきか?」の詳細

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ワールド・ファミリー バイリンガルサイエンス研究所(IBS)

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