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2022年5月23日
IBS、VRなどの仮想環境を用いた外国語学習に関する論文記事を公開
ワールド・ファミリー バイリンガル サイエンス研究所(IBS)は19日、研究員による、VRなどの仮想環境を用いた外国語学習に関する海外先行研究を要約したレビュー論文を公式サイトに公開したと発表した。
著者は、Paul Jacobs氏。翻訳は佐藤有里氏で、現時点で報告されている先行研究の結果を概説したうえで、特に小学生を対象とした研究を取り上げ、仮想環境での外国語学習が効果的になるための要素について考察している。
それによると、VRなどの仮想環境での外国語学習は、語彙、スピーキング、ライティング、学習動機、異文化学習に良い影響があることが先行研究で示されている。
VRなどの仮想環境での外国語学習が効果的であった要因は、「社会性」「動機づけ」「多感覚刺激と身体動作」の三つ。確かな教授法や理論的な枠組みと組み合わせれば、VRなどの没入型技術を使って、外国語学習の効果を高めることができるという。
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