2022年8月8日
大企業の6割以上が「中途人材のオンボーディング」に苦戦=ユームテクノロジージャパン調べ=
ユームテクノロジージャパンは、大企業の人事担当者を対象に中途採用に関する実態調査を実施し、5日にその結果を公表した。

調査は7月5日・6日に行われ、従業員1000名以上の企業の人事担当者105名から有効回答を得た。それによると、約7割の企業が「中途採用を強化している」と回答。その理由としては「人材が他社で培った知見を吸収できるから」が62.5%で最多となった。

一方で6割以上が中途人材の「オンボーディング」に苦労の経験があると回答。苦労した点は「社風の違い」が58.5%、「コミュニケーションスタイルが異なる」が46.2%、「職場に適応できていない」が40.0%となった。

中途人材のオンボーディング施策については「1on1面談の実施」が81.5%で最多となった。また83.1%が中途人材の早期離職を経験したことがあると答えた。7割以上が「中途人材の戦力化に関して課題を感じたことがある」と回答。課題としては「戦力化するまで工数や時間がかかる」が65.8%で最多となった。
さらに、7割以上が「今後中途人材のオンボーディングを強化していく必要性を感じる」と回答。そう回答した人に理由を訊ねたところ、「中途人材の必要性を実感しているから」が62.5%で最多となった。
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