2022年8月12日
夏休みの宿題、小学生の37%が「はじめのうちに終わらせる」=イオレ調べ=
イオレは、同社のグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の小学生の保護者651人を対象に実施した、「夏休みの宿題・過ごし方についてのアンケート調査」の結果をまとめ、8月10日付で発表した。
全体の9割近くが夏休みの終わりに慌てることなく宿題を終えており、計画的に宿題を進めている小学生が多いことが伺える。
「夏休みのはじめのうちに全部終わらせる」理由については、「早く終わった方が夏休みを満喫出来ると思うから」、「夏休み前半で宿題を終わらせてしまうと、後半で、自由研究や読書感想文などに集中できるから」などの声が寄せられた。
夏休みの宿題で「最後まで残りがちなもの」を聞いたところ、「読書感想文」43.3%が最も多く、以下、「自由研究」40.1%、「夏休みの日記」21.0%、「工作」19.5%、「ポスター」13.1%、「観察日記」10.9%などが続いた。
また、「親が手伝う宿題」を聞いたところ、今年も例年と変わらず「自由研究」44.4%が最も多かった。以下、「工作」29.6%、「読書感想文」29.3%、「手伝わない」21.2%、「夏休みの日記」13.2%などが続いた。
保護者に「夏休みの宿題は必要と思うか」と尋ねたところ、65.7%が「必要だと思う」と回答、「不必要だと思う」は4.1%だけだった。一方で、宿題は必要だと思うものの「内容は変えたほうがいい」との回答も30.1%あった。
必要だと思う宿題で最も多かったのは、圧倒的に「ドリル」で、およそ8割が必要と答え、以下、「夏休みの日記」や「自由研究」が続いた。一方、不要だと思う宿題で多かったのは「ポスター」、「習字」、「読書感想文」だった。
親が手伝う宿題として圧倒的に多かった「自由研究」について、そのテーマをどのように決めているかを聞いたところ、「テーマは子どもが決める」37.6%、「インターネットで調べる」25.3%、「家族で話し合う」20.3%などだった。
「自由研究」にかける費用に関しては、「501~1000円」32.7%、「0~500円」30.0%、「1001~2000円」23.3%という結果になった。
また、「夏休み中に旅行に行く予定はあるか」と聞いたところ、約半数(48.7%)が「行く」と回答したが、全体の約8割(83.7%)が、新型コロナの影響を「かなり受けている」「多少受けている」と回答。
旅行先については、「国内(県外~同じ地方内)」44.5%、「国内(地方外)」29.7%、「国内(県内)」24.6%の順で多く、「海外」は0.6%だけだった。
「子どもに夏休みをどのように過ごしてほしいか」と聞いたところ、「規則正しい生活」68.7%が最も多かった。以下、「体を動かし体力をつける」60.5%、「計画を立てて生活する」47.9%、「学習力の向上」44.4%などが続いた。
この調査は、小学生の子どもを持つ「らくらく連絡網」の利用者を対象に、7月25日~8月2日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は651人。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)