2022年8月17日
中高生のオンライン授業経験率、私立が国公立を25%上回る=スタディプラス調べ=
スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は16日、中学生・高校生・大学生のユーザーを対象に「オンライン授業に関するアンケート調査」を実施し、その結果を公表した。
調査は学習管理アプリ「Studyplus」上で7月7日・8日に行われ、「学校でのオンライン授業」に関してはユーザー3200名から、「塾・予備校でのオンライン授業」に関してはユーザー1253名から回答を得た。
学校でのオンライン授業に関しては、国公立の中学生でオンライン授業が「ある」「以前はあった」と回答した割合の合計は38.3%、私立の中学生は合計62.7%。国公立の高校生では合計45.4%、私立の高校生は合計69.1%で、それぞれ私立の方が約25ポイント上回る結果となった。大学生は、現在もオンライン授業が「ある」と回答した割合が高く、国公立では57.4%、私立では49.7%となった。
オンライン授業のメリットで最も多かったのは「通学時間がかからないこと」。全体で7割を超え、大学生では8割を超えた。大学生は「遠方にいても授業を受けられること」「録画で授業の見直しができること」をメリットに挙げる一方、「先生やクラスメイトとの人間関係が築きにくいこと」がデメリットの1位となった。中高生が不満に感じた項目の1位は「画面越しで質問しづらいこと」だった。
塾・予備校でのオンライン授業については、中学生の33.2%、高校生の37.4%が「ある」と回答、現在オンライン授業をやっていると回答した割合が学校よりも高い結果となった。
中学生、高校生ともに「通塾時間がかからないこと」をメリットに挙げる一方、学校と同じく「画面越しで質問しづらいこと」がデメリットで最も多かった。
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