2022年8月30日
尼崎市教委、EdTech導入補助金を活用しデジタルシティズンシップ教材「DQWorld 」導入開始
サイバーフェリックスは26日、同社が提供する「DQスクールパッケージ」の導入を尼崎市教育委員会が開始したと発表した。これにより、市内の小学校 3 校349名がデジタルシティズンシップの学習に取り組む。経済産業省の「2021年度 4 次補正 学びと社会の連携促進事業費補助金」によるもの。
これまで、同市では、社会の変化に主体的かつ柔軟に他者と協働しながら対応する力、知識や技能を生かして課題を解決する力、持続可能な新しい社会を創造する力をはぐくむ教育を目指し、ICT教育環境の整備に努めてきた。令和4年3月の時点では、児童生徒、約3万人に1人1台タブレットが整備され、すべての学校が、日常的にICTを活用し、未来に生きる子供たちの資質・能力を育成する場となっていくための取組を行っている。
こうした状況の中、従来、各学校に外部講師を招き、情報モラル講演会を実施してきたが、ICTの活用が本格化するにあたり、児童生徒を中心とした新しい情報教育の取り組みの必要性を感じてきた。同市の小学校 3 校は、今回採用する「DQスクールパッケージ」により、インターネット活用を前提とした健全な市民(デジタルシティズンシップ)の育成を目指し、児童生徒の主体的かつ個別最適な学びの実現を目指す。
同教材は、研究に基づいたカリキュラムで包括的なデジタルシティズンシップを習得でき、ゲーミフィケーション等で児童生徒の主体的で個別最適な学びが促進できる。また学習成果のDQスコア・レポート機能で、家庭との共通言語・認識が確立できるほか、ワークショップを通じて児童・生徒の理解を深めると共に、デジタルシティズンシップ定着を推進する。
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