2022年9月5日
ゴールドウイン、サステナビリティ教育を実践する「新しい学校の制服」を製作
ゴールドウインは、今年9月1日に開校した、サステナビリティ教育を行う学校「白馬インターナショナルスクール(長野県・白馬村)の制服を手掛けた。
同校は、プロジェクト型学習・社会性と情動の学び・アウトドア活動を柱に、サステナビリティ教育を推進する中高一貫のインターナショナルボーディングスクール。初年度は生徒20人、教員15人分の制服を製作した。
従来の学生服は、生徒が購入し着用するのが一般的で、子どもの成長に伴いサイズが合わなくなり、短期間で買い替えが必要になるなどの課題があることから、同校では、可能な限り制服を長く使い続けたいという想いのもと、学校が生徒に制服を準備し貸与する。
今回同社が製作した制服は、素材に「GREEN MATERIAL」(グリーンマテリアル)を採用。ペットボトルのリサイクルポリエステルと植物由来のポリエステルを合わせたポリエステル100%でできている。
制服は毎日着用することから、手入れが簡単で、洗濯後の乾きが速く、長く使える素材を使用した。
サイズが合わなくなった場合は、学校内で制服を着回したり、破れやほつれなどは同社のリペアサービスで修理したりしながら可能な限り使用。
また、制服として使用できなくなった場合は、同社が事業を通じた環境保存の取り組みとして行う、服のリサイクル活動「GREEN CYCLE」(グリーンサイクル)を活用して、新たな製品の原料にリサイクルする。
今回の制服作りは、同社のブランド「NEUTRALWORKS.」(ニュートラルワークス.)が、環境配慮に取り組みながら活動する企業や団体、スポーツや健康に関する活動をしている企業や団体などを、ユニフォームづくりでサポートする「N/UNIFORM PROJECT」(ニュートラルークス. ユニフォームプロジェクト)」の取り組みの一環として実施したもので、「CIRCULAR DESIGN STUDIO.」の協力を得て行った。
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