2022年9月16日
eラーニングの見放題プラン、大企業社員の約半数が「活用しきれていない」 =ユームテクノロジー調べ=
ユームテクノロジージャパンは15日、自社でeラーニングの見放題プランを導入している大企業(従業員数1000人以上)の社員110人を対象に実施した、「eラーニングの見放題プランに関する実態調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「eラーニングの見放題プランを十分に活用しきれていると思うか」と質問したところ、「全くそう思わない」が14.6%、「あまりそう思わない」が33.6%で、大企業社員の約半数が「活用しきれていない」ことが分かった。「ややそう思う」は33.6%、「非常にそう思う」は16.4%。
活用できていない理由を聞いたところ、「学んだ内容を実践する機会がないため」43.4%、「自分に必要ない動画が多いため」26.4%、「動画を視聴する機会が少ないため」24.5%、「会社から利用状況の確認や活用方法に関する案内がないため」22.6%などの回答だった。
このほか、「時間的な余裕がない」や「業務の隙間時間に見るのにちょうどいい物を探しきれない」など28の自由回答も寄せられた。
「eラーニングの動画を1カ月どのくらい視聴しているか」を聞いたところ、「0本」が12.8%、「1~3本」が40.0%、「4~6本」が21.8%、「7~10本」12.7%、「11~14本」8.2%、「15本以上」2.7%だった。
「eラーニングの見放題プランで、どのようなコンテンツをよく視聴しているか」を尋ねたところ、「ビジネスの基礎スキルに関する動画」54.3%、「ビジネスのマナーに関する動画」34.0%、「資格取得に関する動画」34.0%などという回答だった。
「eラーニングで学んだ動画を復習しているか」と質問したところ、「全く復習していない」が16.0%、「あまり復習していない」が45.7%で、「やや復習している」は26.6%、「かなり復習している」は11.7%だった。
一方、「eラーニングの見放題プランが必要でないと思う理由を尋ねたところ、「視聴したいコンテンツ動画がないため」48.4%、「動画数が多くてもほとんど視聴しないから」45.2%、「コンテンツの質が低いため」が32.3%という回答になった。
この調査は、自社でeラーニングの見放題プランを導入している大企業(従業員数1000人以上)の会社員を対象に、8月29・30日に、インターネットで実施した。有効回答数は110人。
関連URL
最新ニュース
- 受験の新しい選択肢、学習に取り組む力を問う「すらら入試」で入学者数増を実現 /水戸女子高等学校(2025年1月16日)
- 総務省統計局、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」リニューアル(2025年1月16日)
- オンラインと通学型プログラミングスクールのメリット・デメリット =インタースペース調べ=(2025年1月16日)
- 20代の検索行動と情報収集のリアルとは?=ランクエスト調べ=(2025年1月16日)
- サイバー大学、シリコンバレーの起業家らを招聘して「生成AI概論」を開講(2025年1月16日)
- NIJIN、「『可能性発見力』を育む探究学習の仕掛け作りとは」31日開催(2025年1月16日)
- キズキ、子どもの進級・進学に悩む保護者向け無料オンラインイベントを開催(2025年1月16日)
- 佐藤学園、「中高生の勉強法のコツを伝授する」オンライン講演会25日開催(2025年1月16日)
- ミカサ商事、教職員向け「Gemini 活用ガイド ~生成AIがもたらす新たな学びのカタチ~」26日開催(2025年1月16日)
- こどもDX推進協会、自治体向け 無料オンライン勉強会「こどもデータ連携に関する先進事例」開催(2025年1月16日)