2022年9月20日
高校生の家庭学習、全学年の平均は「1日107分」=「おうち教材の森」調べ=
ARINAは16日、同社の教育メディア「おうち教材の森」が、高校生の子どもを持つ全国の親194人を対象に実施した、「高校生の1日の家庭学習時間」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。
それによると、「高校生の1日の家庭学習時間」を聞いたところ、平均は「107分」だった。学習時間の平均値は、「0時間〜30分」を15分、「1時間〜2時間」を90分とそれぞれの中央値にして算出。
また、「1日の家庭学習時間」を各学年別にみると、以下のようになる。
■1年生(平均81.6分)
・0分〜30分(19人):普段は部活とバイトに明け暮れて机に向かうことはなく、テスト前とか課題が出ている時くらいしか勉強している姿を見ない
・30分〜1時間(19人):宿題以外ほぼ勉強をしない
・1時間〜2時間(29人):今はプログラミングの勉強にハマっており、これくらい勉強している
・2時間〜3時間(14人):進学校なので最低2時間は勉強しないと付いていけない
・3時間〜4時間(3人):学校でも毎日遅くまで残って勉強しており、家に帰ってからは食事・風呂から睡眠までの時間勉強している
・4時間〜5時間(2人):塾で2時間、自宅や図書館で2時間~3時間勉強している
■2年生(平均81.6分)
・0分〜30分(12人):テスト週間以外やっている様子がない
・30分〜1時間(12人):本人自身がしっかり時間を決めている
・1時間〜2時間(11人):部活もやっており、なかなか勉強時間がとれない
・2時間〜3時間(8人):部活もしており、これ以上の時間勉強しようと思ったらまともに睡眠がとれない
・3時間〜4時間(3人):歯科大目指して猛勉強中
・4時間〜5時間(2人):希望の進路がはっきりしており、そこに向かって確実に勉強している
■3年生(平均166.3分)
・0分〜30分(6人):課題、提出物以外は勉強している様子がない
・30分〜1時間(7人):最近少し時間が増えた
・1時間〜2時間(10人):部活をまだやっており、帰ってから勉強する時間はまだ短い
・2時間〜3時間(8人):将来大学へ行きたい目標があり、時間があれば塾で自習
・3時間〜4時間(8人):学校帰りに塾で2時間ほど勉強してから帰宅するので、それからの勉強は1時間ぐらいで良いと思っている
・4時間〜5時間(8人):大学受験のため、朝学校に行く前と帰宅してからはずっと勉強
・5時間以上(10人):東進ハイスクールの映像授業で弱い科目のつぶし込み。家では問題集を解いて、間違えたところ、苦手なところをあぶり出し繰り返し学習している
この調査は、高校生の子どもを持つ全国の親を対象に、8月5日にインターネットで実施した。有効回答数は194人(10代:0人、20代:1人、30代:32人、40代:118人、50代:42人、60代以上:1人)。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)