2022年9月20日
専門学校生の採用、企業の意欲は上昇傾向で採用活動の前倒しも加速=CareerMap調べ=
グッドニュースは16日、専門学校生の就活サイト「CareerMap」が、同サイトを利用中の企業1250社の人事・採用責任者を対象に実施し結果をまとめた、「専門学校生の採用活動の実態調査」を公表した。
同調査によると、今年度(2023年卒業生)の専門学校生の採用目標人数を聞いたところ、「1~2人」38.1%、「3~4人」23.4%、「5~9人」15.9%、「10~29人」14.9%、「30人以上」5.8%、「採用予定なし」1.9%という結果になった。
昨年と比較すると、企業の採用目標人数は増加傾向の兆しで、特に採用目標が「10〜29人」と答えた企業は4.5pアップ。逆に、「採用予定なし」は昨年より3pt減少した。
また、今年度の採用で、活動を開始した時期を聞いたところ、 企業の採用活動の前倒し傾向が顕著だった。特に、大卒の採用活動で主流になりつつある夏のインターンシップ時期に合わせて早めに動く企業が、専門学校生の採用でも増えてきている傾向にある。
専門学校生の採用は、卒業年度の一昨年の夏が1つのピークで、次に前年3月の選考開始を2回目のピークにして動くようだ。
「働き方改革への取り組み」については、残業時間の削減や休日数の増加に取り組んでいる企業が多い反面、働き方改革の阻害要因が「人材不足」となっていた。
人材が不足しているから残業が減らせない・休日数が増やせない。しかし、それにより職場環境が良くならず、さらに採用できない、という悪循環が多くの企業の現場で起きていることが分かった。
この調査は、専門学校生の就活サイト「CareerMap」を利用して新卒採用を行っている企業の人事・採用責任者を対象に、8月17日〜9月5日にかけて、「アンケートフォームへの回答」という形で実施した。有効回答数は1250社。
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