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2022年9月22日
新潮社、オンライン学習サービス「新潮社 本の学校」を10月開校
新潮社は20日、オンライン学習サービス「新潮社 本の学校」を10月1日に開校すると発表した。それに先立ちプレオープンし、特別講義として2講座の配信を開始した。
「新潮社 本の学校」は、本にかかわる学びの動画を配信する全面オンラインの有料サービス。昨年、創業125周年を迎えた新潮社。世紀を2度またぐ長い期間、世界は変容し、文学をめぐる環境はその相貌を大きく変えたが、同社では作家が紡ぐ言葉を本の形で読者に届け続けてきた。豊かな物語が詰め込まれた「本」の魅力を、さまざまな切り口で伝え、分かち合い、新しい本の世界の扉を開くきっかけにしたいとの思いから「新潮社 本の学校」は生まれたという。
開校時には、「業界随一の評価を誇る、新潮社校閲部のベテランによる校閲講座」「数多くの美しい本を生んだデザイナー集団、新潮社装幀室OBによる装幀講座」「佐々木譲、髙村薫、宮部みゆきなど名だたる作家たちと伴走してきた名編集者による、実戦的小説講座」など、125年の歴史と実績に裏打ちされた講義を用意している。
「新潮社 本の学校」概要
講義時間:講義1コマは90分を基本
受講した講義のアーカイブ動画は何度でも視聴可能
受講料:3500円+税(1コマ90分の基本料金、複数回割引あり、教材費別)
■プレオープン特別講義
「小説新人賞に挑む! 全技法徹底分析」 佐藤誠一郎氏(編集者)
※開講に合せ、9月20日に佐藤氏の著書『あなたの小説にはたくらみがない 超実践的創作講座』(新潮新書)が刊行
「校閲基礎」 井上孝夫氏(校閲部・元部長)
■開校特別講義
「校閲体験」 日埜英気氏(校閲者)
「漢字」 小駒勝美氏(『新潮日本語漢字辞典』編纂者/校閲者)
「組版」 金川功氏(営業部デジタル編集支援室・室長)
「装幀の話」 高橋千裕氏(造形作家/装幀室・元室長)
「600字からはじめるエッセイ教室」 森重良太氏(編集者)
「小説の技法 基礎の基礎」 上田恭弘氏(編集者)
「本の裏方たち」 大森和也氏(装幀家/装幀部・前部長)
「歴代校閲部長が語る『校閲という仕事』」 井上孝夫氏(元部長)・飯島秀一氏(前部長)
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