2022年9月29日
ヒューマンアカデミー日本語学校、学習プラットフォーム「Monoxer」を導入
モノグサは28日、同社の学習プラットフォーム「Monoxer」(モノグサ)が、ヒューマンアカデミーの日本語学校で、10月から本格導入されることになったと発表した。
同校では、まず、インドネシア法人とフィリピン法人でMonoxerの活用を開始。フィリピン法人では、試験的に3人の学生が日本語学習でMonoxerを活用。その結果、全ての学生が日本語試験で結果を出し、日本の受け入れ企業から高い評価を得られたことから、同校の東京校、大阪校でも、10月からMonoxerを活用することにした。
同校は、初級、中級、上級と日本語レベルによって3つのクラスに分かれており、Monoxerはまず初級、中級クラスから導入。
学生が学習するbook(問題集)は同校の公式テキスト「つなぐにほんご」(アスク出版)に準拠した形で作成してあり、学生は授業の内容を効果的に学習できる。
今後は、上級クラスに向けたbookを作成し、順次提供を開始する予定。また、JLPT(日本語能力試験)の合格に向けた教材の学習機会の提供や、技能実習生それぞれが必要な専門領域の知識も学習できるような体制の構築も目指している。
Monoxerは、あらゆる知識を確実かつ最小限の負荷で身につけることができる「記憶のプラットフォーム」。学校や塾などの教育機関を中心に、全国約4000教室で導入されている。
近年では、塾や学校にとどまらず、中国語教室などの語学教室、美容・医療系専門学校、従業員のスキルアップに力を入れる一般法人、外国人労働者の就労を支援する人材企業など、活用の幅が拡がっている。
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