2022年11月2日
ランドセルの重さの平均値が4.28kgに悪化、93%が重いと感じる=フットマーク調べ=
フットマークは、通学にランドセルを利用している小学1~3年生とその保護者1200組を対象に「ランドセルの重さに関する意識調査」を実施し、1日にその結果を公表した。


それによると、小学生の93.2%が「ランドセルが重い」と感じていると回答。保護者の約9割もランドセルが重すぎるのではないかと感じていることが分かった。ランドセルの平均の重さは4.28 kgで、昨年度の3.97 kgより増加した。
ランドセルが重いと感じている小学生のうち、3人に1人が通学を嫌がった経験があり、3.5人に1人が通学時に肩や腰・背中など身体の痛みを訴えたことがあるなど、いわゆる「ランドセル症候群」が懸念される結果となった。半数近くの41.7%の小学生が置き勉を禁止されていると回答。また、90.2%がランドセル以外に体操着入れなど他のカバンも持って登校することがあると分かった。

前回の51.0%から大幅に増えて64.5%の親が、体に負担の少ないカバンに買い替えを検討したいと回答した。革製以外のランドセルの存在も41.8%の親が認知しており、選び方や選択肢が広がりつつある結果となった。
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