2022年12月19日
高校生向けプログラム「ワンダリングチャレンジ for School」、経産省「キャリア教育アワード」で優秀賞受賞
ETIC.(エティック)は16日、同NPOとウィルドアが連携して実施する高校生向けプログラム「ワンダリングチャレンジ for School」が、経済産業省が主催する「第12回キャリア教育アワード」で、優秀賞を受賞したと発表した。

第1回神奈川大会の様子
同アワードは、企業や経済団体の「教育支援の取組み」を公募して、優秀と認められる事例を表彰するもので、2010年からスタート。
今回、同プログラムは、「生徒がチーム単位で楽しみながら、探求型学習ができるように工夫している点」、「『総合的な探究の時間』を、ゲーミフィケーション型プログラムとして開発した点」などが評価され、中小企業部門の優秀賞を獲得した。
同プログラムは、高校生が3人1組のチームを組んで、あらかじめ提示された様々な「ミッション」をクリアしていくゲーミフィケーション型探究プログラム。
米スタンフォード大学教授が提示した理論をヒントに台湾で開発されたプログラムを、ウィルドア/ETIC.が初めて日本にローカライズをしたもので、2020年から現在までに約3000人の高校生が参加。
ミッションは、「冒険と挑戦」「自己発見」「繋がりの再構築」「社会参画」という4つのテーマに関連づけて設計されており、様々な体験と内省を通じてキャリア発達を促すことを目指している。
初年度の2019年度には、神奈川県で地域型のワンダリングチャレンジを、87人の高校生を対象に実施。その後、三菱みらい育成財団の助成を受けて、2021年度に、学校向けサービス「ワンダリングチャレンジ for school」を開発した。
学校との連携を深め、2022年度は約2500人の高校生に探究の機会を提供。また現在、同プログラムを導入する高校・自治体などを募集している。
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