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2023年1月25日

スマホデビュー時期は過半数が小学生、小6年が最多で14.9% =MMDLabo調べ=

MMDLaboは23日、同社が運営するMMD研究所が実施した「2023年1月初めてスマートフォンを持つ子どもと親への意識調査」の結果を発表した。

2022年以降に子どもに初めてスマホを持たせた20~59歳の男女1769人に事前調査を行い抽出し、同調査では2022年以降に初めてスマホを持った子がいる親1000人に対して調査を実施したもの。

それによると、2022年以降に子どもに初めてスマホを持たせた20~59歳の親を対象に子どもに初めてスマホを持たせた学年について質問したところ、最も多かった回答は「小学6年生」で14.9%、次いで「中学1年生」が12.7%、「中学3年生」が10.0%となった。これを小中高別でまとめると「小学生」が51.0%と最も多く、次いで「中学生」が29.0%、「高校生」が12.8%となった。

また、子どもがスマホを所持してからのトラブルに巻き込まれた経験を聞いたところ、20.1%が「トラブルに巻き込まれたことがある」と回答し、2022年と比較すると3.9ポイント増えていることがわかった。これを小中高別で見ると、小学生の26.8%、中学生の13.8%、高校生の10.0%が「トラブルに巻き込まれたことがある」ことがわかった。

次に、子どもがトラブルに巻き込まれたことがあると回答した親を対象に、子どもがスマホを所持してからトラブルに巻き込まれた内容を聞いたところ、最も多かった回答が「ゲームや有料課金サイトで大幅に課金してしまった」「LINEなどのコミュニケーションツールで既読無視されて、友人と険悪になってしまった」「不適切な写真
を送るように言われたり、意思と関係なく送られてきたりした」が14.9%と同率の結果となった。

トラブルに巻き込まれた経験が最も多かった小学生のトラブルに巻き込まれた内容は「不適切な写真を送るように言われたり、意思と関係なく送られてきたりした」が18.3%で最も多く、次いで「ゲームや有料課金サイトで大幅に課金してしまった」が16.0%、「ワンクリック詐欺の画面が出てきて、お金を請求された」が15.3%だった。

次に、2022年以降に子どもに初めてスマホを持たせた親を対象に、スマホに関連したトラブルを回避するために困っていることを聞いたところ、「ルールを決めたが管理することができない」が23.9%と最も多く、次いで、「ルールを決めることが難しい」が22.3%、「正しいスマホの使い方が自分でもよくわかっていない」が16.3%となった。また、「何をすればいいか分からない」が25.9%となり、そもそも困っている内容自体がわからない割合も多い結果となった。

子どもの勉強時のスマホ活用について聞いたところ、63.7%が「勉強をする際に、スマートフォンを活用している」と回答した。

次に、子どもが勉強時にスマホを活用していると回答した親を対象に、子どもが勉強時に利用しているアプリ/サービスを聞いたところ、「YouTubeなどの動画学習」が44.6%と最も多く、次いで「英会話・英単語学習」が26.4%、「語学(英語以外)の学習」が18.7%となった。

2022年以降に子どもに初めてスマホを持たせた親を対象に、子どもが勉強をする際にスマホを活用することについて聞いたところ、過半数の親が子どもが勉強をする際にスマホを活用することについて「賛成」と回答した。

その他、子どもにお小遣いを渡すときの手段については、昨年と比べると「現金」が減少。「キャッシュレス」「現金とキャッシュレスの併用」が増加し、キャッシュレスでのお小遣いの送金意向は45.4%、前回調査と比べると5.1ポイント増となった。

子どもがスマホのQRコード決済を利用していてよかったことの上位は「お金の送金ができる」「振込手数料がかからない」「時間を問わず送金できる」となった。

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