2023年1月31日
パーソルホールディングス、「育成・リスキリング」企業の取り組み 調査レポート無償配布
パーソルホールディングスは27日、人的資本経営における「育成・リスキリング」に関する企業の取り組み実態調査の結果を発表した。

それによると、実施している育成施策は「OJTの見直し・強化」が 28.1%で最多。次いで「自己啓発型・公募形式での多様な学習支援」24.7%、「1on1などによる個の成長支援」が22.2%だった。

将来事業を踏まえた人材育成の設計が「十分できている」「ある程度できている」の合計は、「後継者育成・次世代経営層の育成」40.9%、「マネジメント人材の育成」41.7%、「AI・DX人材の育成」33.7%、「高度スキル・専門人材の育成」35.4%だった。

リスキリングを進めるうえでの課題は、「配置・処遇との連動が難しい」が 31.7%でトップ。次いで、「なかなかスキルが向上しない、身につかない」「適切なプログラム構築が難しい」「キャリアパスの提示が難しい」などを30%弱の企業が課題と回答した。
調査概要
調査対象:全国47都道府県25~69歳男女で、
・経営者・役員、および会社員(管理職/一般社員)のうち 1年以内に人事・採用関連の業務について「最終決裁をする立場」または「選択肢を絞り込む立場」のいずれかの人
・勤務先または経営する企業の従業員規模が30名以上の人
調査期間:2022年 9月 15日(木)~ 16日(金)
調査手法:調査会社(クロス・マーケティング社)によるインターネット定量調査
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