2023年2月20日
北九州高専×東京高専、COMPASS 5.0ロボットシステム設計エンジニアによる出前授業
北九州工業高等専門学校は16日、同校と東京工業高等専門学校が、国立高専生にSIer(システムインテグレータ)という業種を知ってもらうことを目的に、実際にロボットシステム設計の経験が豊富なエンジニアを招いた「出前授業」を実施していると発表した。
オンライン形式で開催した際は、北海道から九州まで全国の国立高専生が受講可能で、出前授業後に実施するアンケート調査では受講学生から高い満足度を得られている。
同校は2022年11月9日に、安川電機が開発したロボットシミュレータMotoSim EG-VRCの事例紹介と、「デジタルツインを見据えた今後の展望について」のテーマで北九州高専知能ロボットシステムコース4年生44名を対象に出前授業を行った。他にも東京高専5年生の選択科目「ロボット・モビリティ工学」の学生33名を対象にしたジャノメによる出前授業、北九州高専・東京高専のほか全国の国立高専から学生と教員が参加したデンソーウェーブによる出前授業などを実施している。
これらの「出前授業」は、同校と東京高専が国立高専の拠点校になり、令和2年度から開始した高専発!「Society 5.0 型未来技術人財」育成事業COMPASS 5.0(次世代基盤技術教育のカリキュラム化)ロボット分野の取組の1つ。両校では、ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会の「未来ロボティクスエンジニア育成協議会(CHERSI)」協力の下、産業界の現状も含めてCHERSIに参加している企業による「出前授業」を継続的に実施していく。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)