2023年3月2日
約8割の保護者が子どもに宿題以外の勉強もさせている =テラコヤプラス調べ=
CyberOwlが運営する塾や習い事に関する総合情報サイト「テラコヤプラスby Ameba」は2月28日、小学生を持つ保護者を対象に子どもの家庭学習について調査した結果を公表した。

調査は2月2日~6日に行われ、600名から回答を得た。それによると、約8割の保護者が子どもに宿題以外の勉強もさせていることが明らかとなった。

学校の宿題以外の勉強について学年別に見ていくと、低学年では「各家庭で問題集など」や「通信教育(タブレット)」などが人気のようだが、学年が上がるにつれて利用率が上がっていくのは「塾・学習塾の問題集など」と「学校配布の教科書や問題集など」となった。

家庭での平日の勉強時間は、全体では半数近くが「30分以上60分未満」と回答。学年別に見ると、年齢とともに時間が延びていく傾向にあった。学校の宿題以外の勉強をさせていると答えた人にその目的を訊ねたところ、「学習習慣を身につけるため」が最も多く43.2%で、そのうちの約4割が低学年の保護者となった。

家庭学習でわからないことがあった時に利用するものとしては、「スマートフォン」と「パソコンやタブレット端末」を合わせて41.5%となり、家庭学習において辞書や教科書はあまり活用されていないことが分かった。

その一方で、家庭学習が順調だと「思わない」「あまり思わない」という回答も4割近くに上り、そのように回答した保護者の悩みの種としてスマートフォンやタブレット端末も多く挙げられた。
今後家庭学習で取り入れようと検討中のものがあるかを訊ねてみたところ、「ない」と答えたのは36.0%にとどまり、家庭で行える学習法を模索している保護者の多いことが窺える結果となった。
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