2023年3月7日
バーチャルキャスト、筑波大と共同開発した「学位プログラムのメタバース空間」を公開
ドワンゴのグループ会社バーチャルキャストは6日、筑波大学大学院と共同開発した、同大学院の国際マテリアルズイノベーション学位プログラムのメタバース空間「Materials Innovation Metaverse Bldg II」を公開した。
同学位プログラムは、世界の一流大学の学生と茨城・つくば地域の一流研究者を出会わせ、エリート教育と質の高い研究をすることを目的とした学位プログラム。
海外交流が大きく制限されるコロナ禍でも取り組みを継続するため、2021年12月にメタバース空間「Materials Innovation Metaverse Bldg」を公開した。
これはNTTが提供するXRプラットフォーム「DOOR」で開発されたもので、遠隔地の学生はメタバース空間のキャンパスに集い、レクチャーの受講や研究発表、ディスカッションなどに活用している。
今回、同社がその第2棟として公開した「Materials Innovation Metaverse Bldg II」は、メタバースコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」のプラットフォーム上で体験できる空間で、特殊な装置を使った実験を臨場感溢れる360度動画で体験できるのが特徴。
実験内容は、クロスカップリング反応を使った発光性分子の合成やNMR測定実験、DNAの採取など多岐にわたり、質問形式で装置の使い方や実験の進め方を直感的に学ぶことができる。実験は無償で一般公開しており、誰でも体験できる。
「バーチャルキャスト」は、時間や場所にとらわれずに全国各地のユーザーと共に非日常な日常を体験できるメタバースコミュニケーションサービス。
集まって特別な体験ができるイベント、友だちが作ったVRで遊べるゲーム、楽しい瞬間を映した写真や映像、思い出の共有、遊びや思い出が詰まった自分だけの部屋など、幅広い楽しみ方がある。
【「Materials Innovation Metaverse Bldg II」への入り方】
①「バーチャルキャスト」のアカウントにログインした状態で、下記URLのエントランスホールをお気に入り登録
②「バーチャルキャスト」起動後、お気に入り一覧からルームを選択
③「Materials Innovation Metaverse Bldg II」エントランスホールに入場
・エントランスホール(A・B)
・エントランスホール(C・D)
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