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2021年5月19日

らくと、NTTのソーシャルVR「DOOR」を使った小学生向けオンライン授業を開始

らくとは17日、NTTが提供するソーシャルVR「DOOR」を使用した小学生向けの探究オンライン授業を5月から開始すると発表した。

らくとは「近未来を生き抜く探究脳を」をコンセプトとし、小学生向けの探究授業を行う学習塾「RAKUTO」を12年間に渡り運営・展開。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、昨年4月の緊急事態宣言発令直後からオンライン授業と対面授業のデュアル展開をしてきたが、NTTが提供するソーシャルVR「DOOR」を5月から低学年向けオンライン授業「HOPクラス」「STEPクラス」に導入し、より臨場感のある、双方向性の強い授業を展開していくという。

RAKUTOでは、従来から生徒が自発的・積極的に授業参加しやすいアクティブ・ラーニングの授業デザインを取り入れており、それにより低学年で120分(HOPクラス)と言う長時間の授業でも集中力を欠きにくいオンライン授業を実施してきたが、今回ソーシャルVR「DOOR」を使用することでより一層「その場で授業を受けている」臨場感を演出し、授業の場を立体的に、子供の想像力を掻き立てるようなデザインに仕上げたという。

2022年度から新学習指導要領に沿った授業が開始されることとなり、本格的に探究型学習が重視されることが文部科学省から発表された。IT・AIの進化、STEAM教育、非認知能力の重視など、社会の変化に伴ってこれからの子どもたちに求められる能力の種類も、ひいては教育のあり方も着実に変化してきていく。

しかし現在の保護者世代が子供だった頃の教育は、先生が教壇に立ち生徒は授業を聞くだけといった一方向なものであったのが当たり前で、教育が変わったと言っても実感しづらかったのが事実。RAKUTOが展開するオンライン授業では、例えばキッチンから、あるいはリビングで、子どもが授業を受けている様子を保護者も一緒に見ることができるという。

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