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2023年3月23日

高卒社会人、83.5%が「仕事にやりがい」、48%が「コミュニケーションスキルが成長」と回答=ジンジブ調べ=

ジンジブは22日、東京・大阪・名古屋・福岡の4都府県の高卒新社会人(18~20歳)の男女127人を対象に実施した、「この1年間の成長実感と働きがいに関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。


それによると、「この1年間を振り返って自身の成長実感があるのはどんなことか」と質問したところ、最も多かったのは「コミュニケーションスキルが身に付いた」48.0%で、以下、「苦手なことにも挑戦できるようになった」33.1%、「体力や忍耐力がついた」27.6%などが続いた。

そのほか、「専門的な知識が身に付いた」、「敬語(目上の人との接し方)が使えるようになった」、「感謝の心が増えた」(いずれも25.2%)という回答もあった。


「仕事でやりがいを感じることはあるか」と聞いたところ、「頻繫に感じる」が20.5%、「時々感じる」が63%、「ほとんど感じない」が12.6%、「全く感じない」が3.9%で、入社1年の間に8割以上(83.5%)の高卒社会人が「仕事にやりがいを感じている」ことが分かった。


やりがいを感じる瞬間はどんな時か」を尋ねたところ、最も多かったのは「素敵な人に囲まれて仕事をしている時」30.2%で、以下、「任せられた仕事をやり遂げた時」29.2%、「目標を達成した時」28.3%、「上司や先輩に褒められた時」27.4%などが続いた。

人間関係の良さがやりがいに繋がっており、Z世代の特徴のひとつである、「誰と働くか」を重視していることが分かる結果となった。


また、「この1年間を通して仕事を辞めたいと感じたことはあったか」と聞いたところ、「感じたことがあった」が55.9%、「感じたことはない」が29.9%、「答えられない・分からない」が14.2%だった。1年間仕事を継続している人に限っても、半数以上に離職懸念があったことが分かる。


「(仕事を)辞めたいと感じた時期」を聞いたところ、「6月」が最も多く18.3%で、次いで、「1月」14.1%、「11月」11.3%だった。同社が企業の採用担当者を対象に行ったアンケート調査でも、同様に離職時期は「6月」が最も多かったことから、6月は離職懸念が高まる月なのが分かる。


「辞めたいと感じた理由」については、最も多かったのが「人間関係が上手くいっていない時」46.5%で、以下、「仕事内容が合わないと感じた時」32.4%、「働くこと自体を辞めたくなった時」29.6%、「仕事にやりがいを感じない時」と「残業が続いたとき」の28.2%が続いた。

「辞めたいと感じた時期」を「6月」と回答した人の半数以上が「人間関係が上手くいっていない時」と回答しており、職場での人間関係は仕事での「やりがい」にも「離職理由」の最も大きな要因にも成り得ることが推察できる。

また、「離職したい気持ちをどうやって乗り越えたのか」を聞いたところ、「趣味や好きなことに没頭した」が32.4%、「家族・友人に相談して」が29.6%、「時間が解決した」が28.2%、「プライベートの時間を充実させた」が21.1%だった。

「趣味や好きなことに没頭した」「プライベートの時間を充実させた」の回答が上位にある点や相談相手が会社の人ではなく家族やプライベートの人間関係であることから、プライベートの時間を重視していることが分かる。


「後輩ができた時、どんな先輩になりたいか」を聞いたところ、最も多かったのは「相談にのれる人」53.5%で、以下、「よく褒める人」26.8%、「周りから信頼されている人」23.6%、「すぐに行動・決断できる人」20.5%が続いた。

この調査は、東京・大阪・名古屋・福岡の4都府県の高校新卒新社会人(18~20歳)で、同社の高卒社会人1年目向けの研修プログラム「ROOKIE’S CLUB」(ルーキーズクラブ)の参加者を対象に、2月6日~10日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は127人(男性66.1%・女性33.9%/18歳15.7%・19歳74.8%・20歳9.4%)。

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調査結果の詳細

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