2023年3月24日
大阪教育大学、渡日間もない子ども向け「日本語学習支援アプリ」を開発
大阪教育大学は、エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ(NTTLS)と共同で、渡日間もない子どもの日本語でのコミュニケーションなどを支援する「アプリで にほんご~がっこうに いこう~」を開発した。
同アプリは、日本語に触れて間もない子どもも対象にしており、教員・日本語指導支援員が子どもと対話しながら、日本語教育の教材として活用することを想定して開発された。
両者は、2021年から同アプリの共同研究を開始。学校現場での試行を経て今回、試供版を完成させた。今後もさらに検証を行うため現在、トライアル校を募集している。検証に協力するトライアル校には、同アプリを一定期間、無償提供する。
アプリの概要
・学校生活シーンに応じた内容(10Unit)構成:1Unitあたり1~2時間×10日間を想定
・日本語とともに日本独自の学校文化も学べる:(例)雑巾やその絞り方のイラストを使用した設問など
・「自分の考え・伝えたいこと」を伝えるための発話練習:「いい、だめ」「おなじ、ちがう」のように相手に自分の考えを伝えるための学習を重視
・日常的に使う語彙や音声に変更可能:子どもの居住する地域の「方言」による学習に対応
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)