2023年4月5日
デルの「Dell Precisionワークステーション」、滋賀・彦根市の小中学校が導入
デル・テクノロジーズは4日、同社の「Dell Precisionワークステーション」が滋賀県彦根市教育委員会に採用され、同市の小・中学校に導入されたと発表した。
同市教委では、「子どもたちの主体的に学ぶ力を育む場」を目指して、従来のコンピュータ教室からさらにグレードアップした「アクティブラーニング教室」の設置を決定。それに伴い、高スペックなコンピュータを探していたが、コスト面での柔軟な対応などから、デル製品を採用することにした。
具体的には、教師用7台、中学校の生徒用280台、小学校の高性能情報教育用40台の計327台のNVIDIA製GPU搭載の「Dell Precision 3460 ワークステーション」とモニター、さらに教育用のデータを一元管理する新たなファイルサーバーとして「Dell EMC Unity XT 480」も導入し、ストレージ容量は実効60TB弱から約128TBへと倍増した。
こうして設置された「アクティブラーニング教室」では、制作した動画コンテンツをその場からオンライン配信したり、コンピュータ上で作成したモデルを実際のモノとして3Dプリンターから出力したり、実験用ドローンに自作の制御プログラムを実装して自動飛行のテストを行ったりするなど、タブレット端末の活用にとどまらない高度なICTの活用ができるようになった。
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