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2023年4月13日

約7割が「上手な勉強のしかたがわからない」=ベネッセ教育総合研究所調べ=

東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所は11日、「子どもの生活と学びに関する親子調査2022」の結果速報を公表した。

両者は2014年に「子どもの生活と学び」の実態を明らかにする共同研究プロジェクトを立ち上げた。同一の親子(小学1年生から高校3年生の約2万1000組)を対象に、2015年以降8年間にわたり複数の調査を実施し、12学年の親子の意識・行動の変化を継続的に明らかにしてきた。昨年以来、学習意欲が低下しているということを受け、今回は、学習意欲を高めるためには何をすればよいかを考えるため「学習方法の理解」に注目して分析を行った。


それによると、「上手な勉強のしかたがわからない」という子どもが2019年から2022年の4年間で約7割に増加した。学習方法の理解は学習意欲や成績と関連しており、今回の分析では、学習意欲を示す指標よりも成績との相関が高い傾向が見られた。


「上手な勉強のしかたがわからない」について同じ子どもの変化を2カ年にわたり追跡したところ、学習方法が「不明」から「理解」になった「理解に変化」群が12.5%存在した。学習方法の「理解に変化」群は翌年の学習意欲が向上。また、翌年の成績も向上し、学習方法が理解できるようになると、それに連動して学習意欲も向上し、成績も上昇することが窺える結果となった。また学習方法の理解は、論理的な思考や粘り強さとも関連のあることが分かった。

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調査結果の詳細

ベネッセ

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