2023年4月19日
ポリミル、Surfvote開票結果「公立学校において『宗教』の科目は必要か?」
Polimillは17日、同社が運営するSNS「Surfvote」で1月20日から3月31日の期間中に募集した、テーマ「公立学校において『宗教』の科目は必要か?」の意見投票の結果を公表した。
それによると、「公教育に宗教の科目を入れることを賛成」は67.2%、「公教育に宗教の科目を入れることを反対」は23%、「どちらでもない」は9.8%、「その他」は0%だった。
「賛成」の意見には、「特定の宗教を広める手段にならないように配慮する必要があると思いますが、そもそも『宗教とは一体どんなものなのか』『宗教や信仰とどう向き合っていくか』ということを考えたり議論する機会ってないように思います。公教育で宗教という概念や、それが自分たちの生活にどう好影響や悪影響を及ぼすのか学ぶ場があることはいいことのように思います」といったコメントが寄せられた。
また、「反対」の意見には、「特定の宗教について肩入れして教えるのには絶対に反対。信仰は個人で決めるもので刷り込まれるものではないし、単に歴史について知りたいのであれば歴史/社会科などで教えればよいだけの話。一方で宗教との関わり方や、カルト宗教への対策などは道徳などで対応すればよい。わざわざ科目を新設してまでする必要はない」といったコメントが寄せられた。
SNS「Surfvote」は、社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービス。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できる。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできる。イシューは同社編集部だけでなく大学の講師やさまざまな分野の専門家にも執筆の協力を受け発行している。投票結果は適宜、関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっている。
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