2023年5月15日
神戸市、ChatGPT利用ルールを条例化
神戸市は11日、ChatGPTの位置づけや活用に向けた実施スケジュールを公開した。
ChatGPTの条例への位置づけについては、「神戸市情報通信技術を活用した行政の推進等に関する条例」において、安全性の確認されていない生成系AIに、個人情報をはじめとする機密情報の入力を制限する条項を追加する。
利用環境については、Microsoft社のChatGPTサービスの活用により、「入力データが学習に使われない」、「入力データの履歴が保存されない」、また「国内法が適用される」ことで、情報の漏洩、捏造、及び拡散のリスクを低減する。
また、個人情報等の入力は禁止するなど、利用時の留意事項をまとめた同市独自のガイドラインを策定する予定だという。
スケジュールについては、5月に条例改正議案の上程、利用ガイドラインの策定。6月に、市庁内での試行開始。その後は、国の動向なども踏まえて利用ガイドラインを更新しながら、業務での本格利用を開始する予定だという。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)