2023年5月26日
NPO「チャイボラ」、こども家庭庁の2023年度公募事業に採択
NPO法人「チャイボラ」は25日、こども家庭庁の公募事業「社会的養護魅力発信等事業」に採択されたと発表した。
同事業は、働く場所としての児童養護施設などの魅力を発信するために、学生や経験者を含めた社会人に向けた広報啓発活動や、各施設などでの職場体験や施設職員の就業継続を支援するなど、人材確保に向けた取組みの強化を図るのが目的。
チャイボラは、昨年度の初回公募に続き2度目の採択で、施設での職員不足の問題を解消するために、職員の確保と定着をサポートし、「子ども一人ひとりが大切に育てられる世の中」を目指していく。
職員確保の観点からは、社会的養護施設が情報発信できるプラットフォーム「チャボナビ」を基幹事業として運営。施設の情報発信や就職前の施設見学会などをサポートする。
また、職員定着の観点からは、就職後の働く職員をサポートするための専門相談窓口や職員向け研修会も実施。
2023年度の取組みの概要
■合同施設見学フェア
全国を5ブロックに分け、数施設をオンライン上で一度に見学できる見学フェアを開催。全国の社会的養護施設の合同見学会・説明会はこのイベントが国内で初
■「社会的養護のお仕事」セミナー&座談会(定期開催)
オンラインで誰でも参加できる形式のセミナーを定期開催するほか、個別相談会も実施。現役職員による社会的養護の基礎知識講座や、なんでも質問会を通して、施設職員としてのキャリア像をポジティブに描くために必要な機会を提供
■一般向け学習会の強化(毎月実施)
就活中の学生らを中心とした情報発信だけでなく、一般人の社会的養護に関する理解を深めるための無料学習会を毎月実施。社会的養護の基本的理解や施設での暮らし、また背景にある虐待や子どもにまつわる課題などの理解を促進していく
関連URL
最新ニュース
- 本を読むことが好きな小中学生、69%が家族に本が好きな人がいる =ニフティ調べ=(2025年4月21日)
- 放課後児童クラブでやってみたい習い事「絵・工作」「お仕事体験」「お金の勉強」=ポピンズ調べ=(2025年4月21日)
- すららネット、鳥取大附属小学校との共同実証研究の中間報告を公表(2025年4月21日)
- 夢職人、子どもの「食」応援クーポン事業(Table for Kids)の新規利用家庭を募集(2025年4月21日)
- ライフイズテック、「中高生向けAI・プログラミングキャンプ」夏休みに東京・大阪・名古屋で開催(2025年4月21日)
- メイツ、中高一貫校に通う中1生と保護者向け「初めての中間テスト対策セミナー」25日開催(2025年4月21日)
- カタリバ、全国で広がる「10代の居場所」の一斉見学会を5月30日無料開催(2025年4月21日)
- Google for Education 認定トレーナーによる無料ウェビナー「Google Vids 教育映画祭」21日・30日開催(2025年4月21日)
- 桐蔭学園、講演会「子ども・若者がSNSで騙されない力を育てる」5月10日開催(2025年4月21日)
- 旺文社、東京都立晴海総合高等学校で実施される「探究Ⅱ」授業に課題提供企業として参画(2025年4月21日)