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2023年7月5日

4歳~高校生の習い事、月謝平均は1万8627円 =「R&Cマガジン」調べ=

R&Cは4日、同社の「R&Cマガジン」が、習い事をしている4歳~高校生の子どもを持つ全国の親1000人を対象に実施した「子どもの習い事の費用に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、4歳~高校生の子どもの習い事の費用について調べたところ、月謝合計の平均は1万8627円だった。年齢別にみると、4〜6歳の未就学児が1万146円なのに対し高校生は2万4449円と、年齢が上がるにつれて「習い事費用」が少しずつ増えていた。

その理由については、「塾に通い出すことで月謝の単価が上昇するため」ということが今回の調査で分かった。

4~6歳の「習い事費用」のボリュームゾーンの金額帯は「5001円~1万円」(全体の41%)で、習い事の数の平均は1.6だった。「1つ」が58%で過半数を占めた。

4~6歳の習い事の人気ランキングは、「英語」「水泳」「体操・新体操」が同率1位で、ランキング外には、「柔道・空手などの格闘技」「プログラミング」「そろばん」「習字・書道」(回答数各2)などが挙げられた。

また、小学1・2年生(低学年)の月謝合計の平均は1万4551円で、4~6歳と比べると増加。内訳をみると、月謝の幅が分散し「5001~1万円」「1万1~1万5000円」「1万5001~2万円」の回答が、それぞれ20%以上だった。

月謝が増加している分、習い事の数も増えており、平均は1.8だった。最も多かったのは「2つ」で43%が該当。習い事の人気ランキングは、4~6歳と同様に「水泳」「英語」が上位にランクイン。「通信講座・オンライン塾」や「学習塾・公文式」を習う子ども増えている。

ランキング外の習い事としては、「そろばん」「柔道・空手などの格闘技」「家庭教師」のほか、「その他」として「陸上」「将棋」「イラスト・絵画」などバリエーション豊かだった。

また、小学3・4年生(中学年)の習い事の月謝合計の平均は1万8565円で、月謝の合計が「5001~1万円」が最も多いのは4~6歳や小学1・2年生と同じだが、これより高い金額帯への分布も広がっている。

習い事の数の平均は1.9で、小学5・6年生(高学年)とともに、最も習い事の数が多い年代ということが分かった。

また、小学5・6年生(高学年)の習い事の月謝合計の平均は1万9315円で、ボリュームゾーンが「5001~1万円」なのは他の年代と同様だが、高い金額帯も増え、3万1円以上の金額帯が合計21%だった。

習い事の数の平均は1.9で、小学3・4年生と同様に最も習い事の数が多く、月謝の額も上がっている。

小学5・6年生の習い事の人気ランキングをみると、4~6歳と小学1・2年生、小学3・4年生の3つの年代で1位だった「水泳」が2位にランクダウン。代わりに「学習塾・公文式」が1位になっており、通塾している子どもの数が増加していることが分かる。

また、中学生の習い事の月謝合計の平均は2万1371円で、金額帯は「2万1~3万円」が22%でボリュームゾーン。習い事の数の平均は1.4で、「1つ」が65%を占めていた。

習い事の人気ランキングは、サッカーなどの球技や水泳といった運動系の習い事の順位が下がり、「学習塾・公文式」が1位だったほか、「通信講座・オンライン塾」も3位に。

また、高校生の習い事の月謝合計の平均は2万4449円で、すべての年代で最も高かった。内訳を見ると、各金額帯への分布が広がり、「5001~1万円」と「3万1~4万円」がともに18%だった。習い事の平均の数は1.3で最も少なく、「1つ」が81%を占めた。

高校生の習い事の人気ランキングは、「学習塾・公文式」が1位で、人数もここに集中。その他の習い事をしている人数はかなり減っている。

この調査は、習い事をしている4歳~高校生の子どもがいる全国の親を対象に、5月23~30日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は1000人。

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