2023年7月21日
中高生の紙・デジタル併用の学習スタイルが定着 =Studyplusトレンド研究所とPFU調べ=
スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は19日、PFUと共同で実施した、中高生の『勉強時の「デジタル」と「紙」の使い分けに関するアンケート調査』の結果を発表した。
それによると、学習時のデジタル端末利用状況については、学校での個人専用学習用端末は全体的に普及。高校1年生・高校2年生では8割超。私物のデジタル端末の学習利用率は、中学3年生以降は9割超で、高い割合で利用されている。
学習時の、デジタル端末と紙の使い分けは、教材閲覧時に、デジタル端末・紙を併用し、記述は紙の使用が主流。移動時にデジタル端末を活用した学習が活発に行われている傾向。
「紙」のメリットは、勉強自体の進めやすさが上位。デメリットは、教材の重さや使用場所の制限など、物理的なハードルが上位。
「デジタル」のメリットは、動画や音声での理解しやすさに加え、「移動中に見やすい」「場所を問わずに勉強しやすい」「勉強したい単元を探しやすい」といった、気軽な勉強しやすさ。デメリットは、「学校と関係のないことをしてしまう」「目が疲れる」「充電が面倒」といったデジタルならではの短所が上位。
デジタル端末での学習時の「保存」については、紙教材における“付箋” “メモ”の役割、デジタル教材では「端末のメモ機能」「紙のノートへの書き込み」の併用で再現の傾向。スクリーンショットや教材内のメモ機能活用も。また、5割が授業中の板書を、7割が紙のノートや参考書を、デジタル端末で写真保存することがあると回答。学習時のスクリーンショットの活用経験率も9割を超えた。
調査の概要
調査対象:全国の「Studyplus」ユーザー(中学生・高校生)
回答者:2967名
調査方法:学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。
調査時期:5月31日~6月5日
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