2023年9月4日
パーソルP&T、都内の小学校で「ドローン活用したICT特別授業」を実施
パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は、「防災の日(関東大震災から100年)」の9月1日、東京・江東区立豊洲北小学校の6年生約150人を対象に「ドローンを活用したICT特別授業」を実施した。
昨年に引き続き2回目となる今回のICT特別授業では、子どもたちが「関東大震災100年」から防災の重要性を学び、災害時のドローン活用について考えたことを発表。その後、災害時の救援物資の運搬を想定したドローン操縦を体験した。
授業の冒頭、同社のドローン・MaaSソリューション事業部の社員(講師)が、関東大震災の被害などを説明し、当時を振り返った。
その後、ドローンの特徴や役割を学んだ子どもたちは、講師の「災害時にドローンを使って何かできることはないでしょうか?」との問いかけに、「上空を移動するため、大切な人や困っている人がいたら助けることができる」、「地震などが発生した時に水などを運ぶことができる」といった意見を発表。
災害時の救援物資の運搬を想定した小型ドローン操縦の体験では、最初に講師が、中型ドローンを使って災害時の救援物資の運搬を想定したデモンストレーション飛行を実施した後、同様の状況を想定して、各クラスの代表者(計8人)が講師のサポートのもと、小型ドローンの操縦に挑戦した。
操縦体験では、子どもたちが機体に物資を模した紙カードを取り付けて飛行。小型ドローンは、氾濫した河川に見立てたブルーシートを超えて、要救助者に扮した教員の元に到着、機体から紙カードが取り出され、無事に届けられた。
また、大型ドローンと関東大震災記録資料の見学では、実際に物流や農業などの分野で活用される産業用の大型ドローン(2機)を展示し、子どもたちが機体に触れる時間が設けられたほか、関東大震災の惨禍と復興に関する資料を展示している「東京都復興記念館」の資料提供で、当時の写真や絵画の画像もパネル展示した。
開催概要
開催日:9月1日(金)「防災の日(関東大震災から100年)」
開催場所:東京都江東区立「豊洲北小学校」体育館[東京都江東区豊洲3-6-1]
参加者:同小6年生約150人
主な内容:
・防災の重要性や災害時のドローン活用について考える座学
・災害時における救援物資の運搬を想定した小型ドローン操縦の体験
・大型ドローンおよび関東大震災記録資料の見学
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