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2023年11月22日
「U-22プログラミング・コンテスト2023」、最終審査会の結果を公表
U-22プログラミング・コンテスト実行委員会は21日、「U-22プログラミング・コンテスト2023」の最終審査会の結果を公表した。
最終審査会は11月19日に実施。入選16作品を審査し、経済産業大臣賞をはじめとする各賞を決定した。今年は人数制限も撤廃され、制作者本人が現地会場に集結。それぞれのオリジナル作品について、審査員を目の前に、論理的、情熱的、個性的なプレゼンテーションを披露した。
印象的だったのは、好きなものに熱中したときの熱量と集中力。自身の趣味から課題を解決するアプリを開発するだけでなく、趣味に関係する業界の活性化に寄与したい、という想いや、小学生にも関わらず、「数学好き」から、高校生・大学生で習うレベルの数学を独学で学習・理解。論理的なプレゼンテーション行い、ニコ生視聴者からも高い評価を得た。
また、今年の作品の特徴は「AIの活用」。機械学習だけでなく、話題の生成AIのAPIを作品に組み込み、機能拡張したり、生成AIを活用してオチのあるストーリーを生成するアプリなどが登場した。
そうした中、経済産業大臣賞(総合)は、AIシンセサイザー「OneSynth」が受賞。制作者の真家彩⼈氏(東京大学)は過去3度コンテストに挑戦しており、「審査員に育ててもらった」と受賞の喜びを語った。
このほかほか、小田悠真さん(札幌大通高校)による「cl-waffe2」(経産大臣賞:テクノロジー)、小林悠太さん(手代木南小学校)の「関数型のコンパイラ言語Yet」(同アイデア)、小林幸ノ心さん(小平第2小学校)の「数学好きのラクガキパズル」(同プロダクト)がそれぞれ受賞した。
最終審査会当日には、「第2回U-22キービジュアルコンテスト」の優秀賞3作品も発表された。
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