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2022年11月30日
「U-22プログラミング・コンテスト2022」の受賞作品を発表
ソフトウェア協会(SAJ)が事務局を務めるU-22プログラミング・コンテスト実行委員会は29日、「U-22プログラミング・コンテスト2022」の受賞作品を発表した。
同コンテストは、11月27日に、東京・秋葉原コンベンションホールで最終審査会を開催。入選16作品を審査した結果、経済産業大臣賞をはじめとする各賞を決定した。
今回の最終審査会は、2019年以来、3年ぶりに制作者本人が現地会場に集結し、それぞれのオリジナル作品について、審査員を目の前に個性的なプレゼンテーションを披露。会場内は感嘆の声と笑いが織りなす、リアル開催ならではの和やかなムードに包まれた。
今回の受賞作品の特徴は「技術力」。オリジナル言語、自作ゲームエンジンだけでなく、オリジナル言語で制作したゲームや、オンラインパーティーアクションゲームのデモに果敢にも挑戦した作品など、「U-22」の特徴が集約された内容だった。
そんな中、経産大臣賞「総合」を受賞したのは、ノードを組み合わせて作るビジュアルプログラミング言語「Nf7」で、同賞「テクノロジー」は、学内チームのゲーム制作中の課題を背景とした自作ゲームエンジン「ButiEngine」。同賞「アイデア」は、プログラマー用だけでなく、学習サポートツールとしての可能性も高い自作言語パズルゲーム「Interplayer」。
また、大臣賞受賞作品のうち、唯一既存のゲームエンジンを使用しているものの、開発環境原理と仕様をきちんと理解し、ユーザの操作性を考慮して制作されたゲーム「不思議なおもちゃとパズルの世界」が、同賞「プロダクト」を受賞した。
経産大臣賞には、表彰状、トロフィーと副賞50万円を進呈。このほか、経産省商務情報政策局長賞(表彰状、副賞5万円)や、スポンサー企業賞、SAJ賞、視聴者賞も決定。
同コンテストは、国内のIT人材の発掘・育成を目的に、経産省の主催で1980年にスタート。2014年の民間移行後は、コンテストの主旨に賛同する協賛企業が開催を継続している。
また、当日は、「第1回U-22キービジュアルコンテスト」の結果も発表され、優秀賞3作品が決定した。
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