2023年12月27日
大阪工業大学、4学部に新たな学科・コースや施設を設置
大阪工業大学は25日、4学部に新たな学科・コースや施設を設置することを発表した。

大宮キャンパスにある知的財産学部は、知的財産の権利化や企業の事業戦略に貢献する人材の需要が年々拡大する中、2024年4月に「コンテンツビジネスコース」を開設する。ゲームやアニメ、音楽などの「著作物」を制作し提供するコンテンツビジネスを企画・運営する人材育成を目指す。
工学部生命工学科では、医療機器の高度化が進む中で、工学の学位を有する技術的な知識にたけた「臨床工学技士」の資格取得を目指したコースを2025年4月に構想中。
枚方キャンパスにある情報科学部では、2025年4月に「実世界情報学科(仮称)」の開設を計画中。多様なIoTセンシング技術とデジタル技術によって、実世界の情況をデータとして取得し、情報分析とロボットなどの自動機器制御などの情報技術で地域や社会の課題解決できる人材を養成する。設立に伴い、最先端のドローン技術を体験できる屋内実証実験施設「DXフィールド(仮称)」を設置する予定。
梅田キャンパスにあるロボティクス&デザイン工学部では、2025年4月に「eスポーツ」プロジェクトを始動。2024年に設備導入し、学生がプロジェクト活動の一環として運営し、ソフトウェア開発、制御システム、ユーザインタフェースデザイン、競技エリアのデザインなどを教育・研究に活用し、サイバー空間とフィジカル空間を融合するデジタルツインなど最先端の関連技術・知識の習得につなげる計画だという。
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