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2024年2月7日
チエル、Webフィルタリングツール「InterCLASS Filtering Service」をバージョンUP
チエルは6日、同社のWebフィルタリングツール「InterCLASS Filtering Service」を、3月に、Ver.6.0にバージョンアップすると発表した。
同ツールは、LTE通信や家庭・校外学習でもWebフィルタリングが可能なChromebook専用のシステムで、国内Webフィルタリングソフト最大クラス148カテゴリーとインターネット上の有害サイトを高精度にブロックする。
一方、各種フィルタリングは個々のニーズに沿って柔軟に設定でき、あらゆる教育現場で安心なインターネット環境を実現する。
今回のバージョンアップでは、児童生徒の注意したい書き込みや検索をチェックできる「安心入力機能」を追加し、ネットの書き込みや検索によるトラブルから子どもを守りたい、注意したい書き込みや検索を素早く発見したい、子どものネットリテラシーを高めたい—といった教育現場の要望に応える。
具体的には、子どもが「人を自殺に誘引・勧誘する言葉(死ね、死ぬ……など)」「他人の尊厳を傷つける言葉(くさい、帰れ……など)」といった、注意したい書き込みや検索を行ったときに管理者にアラートメールを送信。
注意したい書き込みや検索を行った前後30分のアクセスログもダウンロードできる。なぜそのような書き込みを行ったかなど、その後の指導・アドバイスに生かすことができ、子どものネットリテラシーを高める効果が期待できる。
また、ネット利用ルールを組織を超えて共同運用できる「共通ルールセット」も搭載。ネット利用ルールを関連組織と共同運用したい、ネット利用ルールを関連組織と手軽に共有したい、運用途中で組織ごとにネット利用ルールを変更したい—といった教育現場の要望に応える。
具体的には、同ツールを導入している組織同士でネット利用ルールを手軽に共有できる。例えば、教育委員会が特定URLにアクセスできないルールを設定する際、同じルールを設定したい学校など別組織が選択でき、ワンクリックでネット利用ルールを組織を超えて共同運用できる。
このほか、別組織の管理者がネット利用ルールを編集できる「自由更新許可設定」と、最終編集時間が記録される「最終更新日時」機能も追加。複数の組織で協力しながら共通ルールを運用にあった設定に修正していくことができるようになる。
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