2024年2月15日
Pestalozzi Technology、体力テストデジタル集計アプリ「ALPHA」を鹿嶋市の小中17校が導入
Pestalozzi Technologyは14日、同社の体力テストデジタル集計アプリ「ALPHA」が茨城県鹿嶋市教育委員会に採用され、同市内の小学校12校と中学校5校に導入されたと発表した。
今回の導入は、同社が、2023年度「茨城県体力・運動能力調査」結果集計業務を委託されたことに伴うもので、同市の小学生3275人、中学生1502人がタブレット端末を使った体力テストを実施した。
同市教委では、「ALPHAの導入で、データ入力作業が圧縮されただけでなく、結果分析などもアプリ上で簡単にできるようになった。また、結果分析に必要なデータなどを追加で提供してくれるなどのサポート体制があることも導入の魅力の1つだと思う」といったコメントを寄せている。
同アプリはPC、タブレットなど端末を問わずに体力テストの計測・集計・分析ができ、児童生徒が紙に記録を記入してデータ化したり、教職員がExcelに転記をするなどアナログな方法で実施されている体力テストを、1人1台のタブレット端末を活用することで、デジタルで簡単に測定・集計や分析ができるようになる。
従来の方法では、児童生徒が記録用紙に手書きで自身の体力テストの記録を記入していたが、同アプリでは、児童生徒用ページで児童生徒が自身で入力したり、教員用ページから一斉入力ができるようになる。
また、紙での体力テストは、結果がデータ化され、総合評価や得点などが分かる結果票が返ってくるまでに数週間かかったが、同アプリは、リアルタイムで結果が反映されるほか、お手本動画・結果に対する動画でのフィードバックもあり、児童生徒の学びのきっかけにもなる。
データ化や発送の時間がかからないので、教育委員会への提出ギリギリまで体力テストを実施できる。現場では、同アプリに体力テストの結果を入力するだけで、教育委員会への提出データを作成する必要がない。
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