2024年3月28日
エッジ×光文書院、読み上げの合理的配慮へ小学校のテスト音声化サービス開始
エッジと光文書院は共同で、4月から小学校のテスト音声化サービスを提供開始する。
これまで教師が行っていた問題文の読み上げが、音声の提供により児童のペースで聞けるようになる。エッジの音声教材BEAMの音声を使って作成され、自然で正確な読み方、学年や内容に合わせた間やイントネーションなど、テストとしてふさわしい読み上げになるように調整されている。
「読みの困難さ」があり文字から情報を得ることがたいへんでも、音で聞いて内容を理解できる子どもたちは、35人クラス中に3人ほどの割合でいると言われる。これまで問題文が十分理解できない子どもたちには、別室で教師や支援員が読み上げる配慮がなされるか、何の対応もされず放置されるか、学校間の対応に差が見られた。
テストの音声化サービスでは、問題文の読み上げをタブレットなどで実施できるため、実力を確認する公平な機会を用意する合理的配慮として簡単に学校で導入できる。これまで教員個人の読み上げではもう一度読んでほしいと頼めなかった児童も、自分のペースで聞き直し、自分のペースで回答していくことができる。
テスト音声化サービスについての共同発表、ならびにエッジの音声教材BEAM説明会を、3月30日(土)10:00~11:30にオンラインで開催する。
関連URL
最新ニュース
- 2025年度(令和7年度)大学入学共通テスト 問題・回答速報・解説サイト情報サイト情報(ベネッセ/駿台・東進・河合塾・朝日新聞・中日進学ナビ)(2025年1月11日)
- 教育ネット、徳島県立全学校に「おたすけ学校AI」を実証導入(2025年1月10日)
- コドモン、岩手県奥州市の保育所7施設にICTサービス「CoDMON」導入(2025年1月10日)
- 約4割の学生が「5社以上」のインターンシップなどに参加 =学情調べ=(2025年1月10日)
- タイパ・コスパの高い「オンライン学習塾」が共働き家庭の支えに =オンライン指導塾そら塾調べ=(2025年1月10日)
- 受験は親にとっても大きな挑戦、受験生の負担を気遣う親が行う「見えない応援」とは =ジョンソン調べ=(2025年1月10日)
- リスキリング支援サービス「Reskilling Camp」、企業におけるリスキリング施策の実態調査(2025年1月10日)
- 社会構想大学院大学、「教育CIO養成課程」を2月に開講 ICTを活用した教育改革のリーダーを育成(2025年1月10日)
- アイディア高等学院、「個性に合わせた能力向上」をめざした教育を開始(2025年1月10日)
- 三信電気、日建学院の出席確認システムに顔認証の仕組みを導入(2025年1月10日)