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2024年4月5日
青少年STEM教育振興会、中高生向けロボティクス競技会「VRCジャパンカップ」を実施
青少年STEM教育振興会は3日、中高生による「VEX Robotics Competition(VRC)」を「SHINAGAWA TECH SHOWCASE」の一環として3月25日に実施したことを発表した。
「SHINAGAWA TECH SHOWCASE」は、⽇鉄興和不動産が品川インターシティにて主催する最新のテクノロジーを体験できるイベントで、技術の展示や実際の体験、次世代を育成するコンテンツが提供される。
同ロボティクス競技会は、次世代教育を司るSTEM教育の実践として位置付けられ、科学的思考、技術的スキル、エンジニアリングの原則、数学的理解など、幅広い能力を総合的に向上させることを目的としている。また、未来の社会で活躍するための適応力を養うことを目的としている。
これまで小中学生のためのVIQRC(VEX IQ Robotics Competition)ジャパンカップを開催してきたが、世界的な教育改革の動きに先駆け、中高生向けのVRCジャパンカップも積極的に開催していくことになったという。
第1回目となるVRCジャパンカップは、中学生部門と高校生部門の混合開催となった。
中国から中学生チームが2チーム参加した他、今期よりVEXロボティクス競技会に参加した山口県立下関西高等学校や大妻中学高等学校からも参加があった。
競技会の参加募集期間は2カ月と短かったものの、初参加のチームから強豪チームに至るまで、合計9チーム、34人の生徒が集まった。技術の競り合いや戦略会議などが盛んに行われるイベントとなった。
世界的に見ると、VEXロボティクス競技会の世界大会は4月末に開催されるため、3月上旬までには世界大会の予選が終了し、新学期が始まる9月までオフシーズンに入る。しかし、同会では、この時期に生徒たちのSTEMの関心と意欲を維持させる機会を与えること重要だと捉え、国内からできるだけ多くの問題解決者、グローバルリーダー、イノベーターを育成することを目的として、今後もVRCジャパンカップを運営していくという。
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