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2024年4月12日

ADKマーケティング、早稲田大の4件の「生活者分析研究」に助成を実施

ADKマーケティング・ソリューションズ(ADK MS)は11日、「ADK生活者総合調査」のデータを使用した、早稲田大学の生活者(消費者)分析を行う4件の研究に、助成を行ったと発表した。

同社は、学術交流をはじめとする連携と協力を促進することと我が国におけるデータサイエンス活用の裾野を広げ、科学技術と学術研究・教育の発展に寄与することを目的に、2018年に同大と「学術交流協定」を締結。

同協定に基づき、同大に「ADK生活者総合調査」のデータを無償で提供してきたが、今回、データのさらなる価値を引き出して、様々な視点から生活者インサイトを把握すること、また同大のデータ科学研究推進のために、「ADK生活者総合調査」のデータを使用した生活者(消費者)分析を行う4件の研究に、助成を実施。

昨年7月に研究助成の募集を行い、採択された4件の「研究成果報告会」が3月21日に同大キャンパスで開催された。

「ADK生活者総合調査」は、2008年度からADKが毎年、関東・関西エリア在住の男女1万人以上を対象に実施している独自の生活者調査。意識/価値観・消費行動・メディア接触などの多岐にわたる項目を、同一のサンプルに聴取したシングルソースデータで、生活者の意識・行動からメディア接触まで一貫した分析ができる。

研究助成の概要

助成期間:2023年9月〜2024年3月末
助成対象:早稲田大学を本属とする教員・研究員
助成内容:上限30万円(最大4件)
助成した4件の研究テーマ:
①「人々の住宅選択の規定要因と地方自治体による住宅政策の効果」
②「コロナ禍における生活者意思決定の微視的分析と疫学的データとの総合研究」
③「木構造型混合統計モデルの活用による大規模消費者データに基づく階層的顧客セグメンテーション」
④「幸福および主観的健康と平日の生活行動時間の非線形な関係」

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