2024年4月17日
PFU、イメージスキャナー「ScanSnap」を導入してデジタル学習を効率化した取組みを公開
PFUは16日、昨年7月に実施した、デジタル学習をサポートする「ScanSnapデジタル学習支援プロジェクト」の取り組み結果を公表した。
同プロジェクトの開始前に、学習管理アプリ「Studyplus」を利用中の中高生2967人のアンケートを集計した結果、紙の教材で勉強する際のデメリットだと感じられることとして、多くの学生が教材の持ち運びや勉強場所の確保に課題を感じていることが分かった。
同アンケートの具体的な結果は、紙の教材は「重くて持ち運ぶのが大変」67.8%、「場所を選ぶため、気軽に勉強しづらい」55.8%、「移動中に見づらい」54.3%だった。
そこで、紙の教材で勉強する際の課題をスキャナー活用で解決するため、2023年7月19日から、デジタル学習の実践を希望する学生とその家族、学校に導入したい教師、学習塾に導入したい講師を対象に、イメージスキャナーの「ScanSnap iX1600」と、「ScanSnap SV600」を無償提供する「ScanSnap デジタル学習支援プロジェクト」を実施した。
その結果、家庭での小・中学生のデジタル学習は、親が主体になって学習をサポートする事例が多くみられた。仕事と家事の両立で忙しい共働き世帯の両親は、スキャンした紙を1つのストレージサービスに保管することで、管理・家族間での共有を容易にしていた。
また、学校や塾への移動などのスキマ時間を活用したスマホ勉強で、大学入試対策や大学の専門研究に取り組むなど、工夫もなされていた。紙とデジタルの両方のメリットを学習に上手く取り入れ、効率的な学習を自分で発見して実践している様子は、インターネットやデジタル機器が身近にある環境で育った「デジタルネイティブ世代」の特徴が表れていた。
教師や塾講師に関しては、重い教科書を電子化し、生徒の持ち帰り負担軽減をできた、教師の業務資料のデジタル化による情報共有が促進されたなど、生徒と教師の両方にメリットのある使い方が挙げられ、「学校でのデジタル学習を効率化できた」との声が多数寄せられた。
学校への導入にあたり、ICT推進担当教師が校内のネットワーク環境にスキャナーを運用するための管理体制を新たに構築するための工数増加や、スキャナーを学校専用のネットワークに接続するためのセットアップに時間がかかったこと、などが教育現場の課題として顕在化したが、教育委員会と密に連携してネットワーク構築の課題を乗り越えスキャナーの導入を可能にするなど、努力した学校もみられた。
今回のプロジェクトでは、参加者にScanSnapを活用した学習法についてインタビューし、その活用事例を記事にして公開している。紙とデジタルそれぞれのメリットを活かした学習法や、学習アプリの活用についても詳しく紹介している。
今回の調査は、ScanSnapデジタル学習支援プロジェクト参加者全416人を対象に、2023年10月27日~11月5日にかけてアンケート方式で実施した。有効回答数は13人。
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