- トップ
- 企業・教材・サービス
- Z会の通信教育、中学生向け新機能「学び検索チエノワ」を提供
2024年5月9日
Z会の通信教育、中学生向け新機能「学び検索チエノワ」を提供
Z会は、同社の「通信教育」中学生向けコースで、暗記を超えた知識学習を実現する新機能「学び検索チエノワ」をリリースした。同機能は、ワコムとの協業で開発したもので、4月23日から提供を開始している。
同機能は、Z会の通信教育に取り組んでいて気になる用語や分からない用語が出てきたときに使うもので、用語の解説を確認できるほか、その用語に関連する事項も確認できる検索ツール。
例えば「裁判所」を検索すると、その用語を解説した教材を確認したり、その用語に関連した問題に取り組んだりすることができる。また、ナレッジグラフ(知識を体系的に連結し、グラフ構造で表した知識のネットワーク)で「裁判所」を学習する単元と、それに関連した「三権分立」や「違憲審査権」といった用語を確認することもできる。
学習者は、「裁判所」と「三権分立」、「違憲審査権」がいずれも同じ単元で学習する用語であることを視覚的に把握したり、「三権分立」の意味が分からないときには関連した教材を読んで用語の理解を深めたり、「三権分立」を起点にナレッジグラフをさらに拡張したりと、興味に応じて学びを広く・深く拡張することができる。
また、理科・社会では同じ用語を別々に学習したり、同じ言葉でも意味が異なる用語が登場することがあるが、同機能では、教科を横断したナレッジグラフが表示され、教科を超えて学びがつながっていることを実感できるほか、教科による意味の違いを確認できる。
「用語の意味を理解しながら学習を進められる」ことに加え、「知識と知識を有機的に結びつけながら理解できる」ことで、より深い学びができる。
同機能は現在、「Z会の通信教育」中学生向けコースの理科・社会に対応。理科・社会では膨大な量のキーワードが登場するため、高校入試の観点で重要度の低いものまでナレッジグラフに含めた場合、中学生にとって情報過多になってしまう可能性があった。
そこで同社は、テキストマイニングなどのツールも活用しながら、1つ1つのキーワードの重要性を社内で検討し、中学生が確実に押さえておきたいキーワードだけを選出。約1年間のキーワードの選出作業を経て、同機能を公立高校入試や定期テスト対策で確実に中学生の力になるツールにした。
「学び検索チエノワ」概要
提供開始:4月23日(火)~
対象:通信教育「中学生タブレットコース」本科理科・社会を受講する中1〜中3生
受講料金:「中学生タブレットコース」本科理科・社会のいずれかの受講者は、追加料金なしの標準サービスとして利用可能
関連URL
最新ニュース
- AI英会話「スピークバディ」、千葉市教委 先端技術活用事業の実証ソフトウェアに採択(2024年5月20日)
- 横浜市、ICTを活用した子ども見守りサービス保育所等で実施した4製品の実証実験を完了(2024年5月20日)
- コクヨ、野々市の小学校とIoT文具を使った家庭学習習慣化に関する実証実験を開始(2024年5月20日)
- 片柳学園、Autodeskと国内教育機関では初の戦略的提携に関する覚書(MOU)を締結(2024年5月20日)
- 崇城大学、情報学部1年生が対象の「第3回半導体回路設計コンテスト」開催(2024年5月20日)
- NASEF JAPAN、「第5回eスポーツ国際教育サミット」を6月1日に開催(2024年5月20日)
- 早稲田アカデミー、「私学・塾・出版・EdTech/教育×就活EXPO」6月開催(2024年5月20日)
- 「子ども・学生VR自由研究大会」、大阪大会をリモート&パブリックビューイング開催(2024年5月20日)
- ライフイズテック、学習塾向け「新しい大学入試戦略のカタチ~学習塾の情報対策の極意~」23日開催(2024年5月20日)
- 明光義塾、高校1・2年生向け大学入試対策セミナーを6月9日開催(2024年5月20日)