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2024年5月23日
科学研究の国際大会で日本の高校生が部門優秀賞1等など6賞受賞
日本サイエンスサービスは21日、高校生のための科学研究の国際大会「リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2024」で、日本の高校生が部門優秀賞1等など6賞を受賞したことを発表した。
同大会は、1950年から開催されている科学研究コンテストで、5月11日から17日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された。賞金・奨学金などの総額は約900万ドル(約14億円)以上。67の国と地域から1699人のファイナリストが参加し、研究をポスター形式で発表した。
日本から15研究22名が参加し、5研究が部門優秀賞1等など計6賞を受賞した。部門優秀賞1等の受賞は、桜蔭高等学校の中辻知代さんで、日本代表としては8年ぶり、女子高校生としては18年ぶりの快挙だという。
日本代表の受賞者
中辻 知代さん(桜蔭高等学校)
研究タイトル:段ボール箱を再利用した災害時対応 机・折り畳み椅子の設計と製作手法及び手を挟みにくい折り畳み椅子の開発
受賞内容:機械工学:静的・動的部門 優秀賞1等、特別賞 アブドゥルアズィーズ国王財団の才能創造性賞
池上 十和子さん(近畿大学附属豊岡高等学校)
研究タイトル:カニ殻からバイオプラスチックを生成する新規微生物の探索と同定
受賞内容:微生物学部門 優秀賞4等
吉田 浩瑛さん 前田 孝太朗さん 鐘築 昇太郎さん
研究タイトル:日本の公開天文台の標準機を目指した次世代型天体観測用分光器の開発
受賞内容:物理学・天文学部門 優秀賞4等
小谷 理人さん(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
研究タイトル:データアクイジションにおけるAGIバイアス解決へ
受賞内容:特別賞 ノン・トリビアル賞
塚井 優美さん(徳島市立高等学校)
研究タイトル:アルテミシニン誘導体の抗マラリア活性評価
受賞内容:特別賞 医薬・化学・関連技術協会賞
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