2024年7月2日
熱中症リスク判定AIカメラ「カオカラ」、東京都市大等々力中学・高校が導入
ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業は1日、同社が開発した熱中症リスク判定AIカメラ「カオカラ」が、東京都市大学等々力中学・高校に導入されたと発表した。
カオカラは、既に建設業・製造業での導入が進んでいるが、教育現場での導入は今回が初めてで、同校では5月から導入を開始した。
カオカラは、カメラに顔をかざすことで、表情を含む顔の要素から熱中症リスクを検出するタブレット型機器で、熱中症リスクが高いと推定された人に色で知らせる。専用に学習したAIにより顔画像から体調不良状態を解析して、外気温や湿度などの外的リスク情報と統合して熱中症リスクを推定。
専用タブレットを設置して起動すれば使用でき、カメラに顔をかざし、判定ボタンを押すと約3秒で結果を表示。リスクは4段階の色で示され、直感的で分かりやすい。リスク結果は一元集約され、現場管理者はパソコンなどで結果履歴を確認できる。リスクが高いと推定された人を優先して声掛けができるなど、効果的な対策ができる。
同社は今回、同校への導入で、若年齢層、特に学校での生活シーンにおけるカオカラの有用性を検証するとともに、データ収集を同校と協力して行い、子ども向けのAI改良や使用性の向上を図る方針。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











