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2024年7月17日
全国小学生プログラミング大会「ゼロワングランドスラム」、競技内容を発表
テレビ東京などで構成する「ゼロワングランドスラム実行委員会」は16日、8月1日~12月8日にかけて実施する、全国の小学生向けプログラミング大会「ゼロワングランドスラム2024」の競技内容を発表した。
同大会は、ジュニアプログラミング推進機構が主催し、テレビ東京のほか小学館、小学館集英社プロダクション、Hakuhodo DY ONEが実行委員として運営を担当。今回の2024年度大会は3回目の開催で、これまでに全国2500人以上の小学生が参加している。
2024年度大会も「アーテックロボ」「KOOV」「SPIKEプライム」という、メーカーの垣根を越えたロボット競技を採用。ロボット種目を希望する選手は、3つのうち1つのロボットを選択して、他の選手と対戦する。
予選突破後の1回戦は、「北海道・東北ブロック」「関東ブロック」「東海・中部ブロック」「近畿ブロック」「中国・四国ブロック」「九州・沖縄ブロック」のエリア代表を決める戦いを、オンライン形式で実施。
その1回戦を勝ち抜いた選手は、リアル開催となる2回戦に進出。今年度は実施会場を3会場に拡大し、従来の「東日本ブロック大会」「西日本ブロック大会」に加え、「中日本ブロック大会」を追加した。
今回決定した競技種目をみると、「WEB予選」では、プログラミングツールの中でも広く親しまれているScratchを使った問題を、全部で18問出題。映像を見て、その動きを再現する正しいプログラムやブロックを選ぶ競技で、問題によっては、複数のブロックを正しい順番に並べるものもある。全国どこからでも参加できる。
「1回戦」も、Scratchを使った競技で、指定されたプログラムの挙動を見ながら、ゼロから同じ動きを再現するという種目に、ライブ形式で挑戦する。プログラム全体を把握する理解力と、制限時間内に完成させるスピードが求められる競技。
「2回戦」以降は、1回戦を突破した選手でエリアごとにチームを組んで、「Scratch競技①」、「Scratch競技②」、「ロボット競技」に挑戦。
「Scratch競技①」では、前回大会でも白熱のバトルを生んだ「ゼログラハッカソン」を実施。Scratchを使用して、制限時間内に、いくつかの条件をクリアしつつ、開発にチャレンジする。オリジナル要素も加点になり、独創性も重要。
「Scratch競技②」では、問題解決能力を発揮する「ゼログラデバッグチャレンジ」を実施。「デバッグ」とはプログラミングの間違いを直す、重要な作業のことで、うまく動かないScratchのプログラムの隠された間違いを発見して、正しい記述に導く。どこに問題があるのか、どうすればうまく動くのかという、問題解決能力が問われる。
「ロボット競技」では、ロボットプログラミングの中でも広く親しまれている、「アーテックロボ」「KOOV」「SPIKEプライム」という3種類のうち、自分が得意なロボットを選択して挑戦。競技は、前回大会の決勝でも熱戦を生んだ「的落とし」の進化版で、フィールド上のターゲットを、ポイントの高いエリアに落として高得点を狙う、オリジナル競技。
また、これまでの大会でも好評だった、WEB予選突破に向けて有効な「練習問題」を今年もリリース。今年度は、問題についての解説機能を追加しており、プログラミングの腕を磨く絶好の機会。「練習問題」は、公式サイトからアクセスできる。
実施概要
実施スケジュール:
「WEB予選」8月1日(木)~9月16日(月・祝)=オンライン開催=
「1回戦」9月21日(土)、22日(日)=オンライン開催=
「2回戦」
・東日本ブロック:10月13日(日)=イオンレイクタウンkaze(埼玉県越谷市)=
・中日本ブロック:10月27日(日)=イオンモール浜松志都呂(静岡県浜松市)=
・西日本ブロック:11月10日(日)=イオンモール神戸北(兵庫県神戸市)=
「決勝戦」12月8日(日)=池袋・サンシャインシティ噴水広場(東京都豊島区)=
参加費:無料
エントリー対象:
・プログラミングを学ぶ、全国の小学生(2012年4月2日~2018年4月1日生まれ)
・2回戦以降、会場で大会に参加できる生徒
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