2024年7月19日
小中学生の学校での熱中症、85.5%の親が「リスクを感じる」と回答 =BRITA Japan調べ=
BRITA Japanは18日、小中学生の子どもを持つ全国の親525人を対象に実施した、「熱中症に関するアンケート調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、小中学生が夏の期間の平日、通学や体育の授業、休み時間、部活動、塾や習い事への移動、放課後の遊びなどで屋外にいる時間は、「1日平均約2時間46分」ということが分かった。
学校生活では、「教室で暑い日に冷房を使用している」と回答したのは79%と大半を占めたが、7.8%は「暑い日でも冷房を使用していない」、または「冷房がない」と回答。
また、「授業中に水分補給ができない」と回答したのは13.5%、部活動やクラブ活動をしている子どものうち4.3%が「活動中に水分補給ができない」と回答した。学校生活のルールの中で、一部には熱中症のリスクにさらされている小中学生もいるようだ。
一方、小中学生の子どもを持つ親の85.5%が「子どもの熱中症リスクを感じる」と回答しており、その理由の1位は「屋外にいる時間が長いから」41.4%で、以下、「身体の機能として体温調節が難しいから」33.6%、「背が低く地面に近いから」29% 、「こまめに水分補給ができないから」25.6%と続いた。
小中学生の平日の熱中症対策で、最も多かったのは「こまめな水分補給」80.2%で、以下、「涼しい服装をする」57%、「帽子や日傘を使用する」45.1%、「冷房のある部屋にいるようにする」39.8%と続いた。
学校にいる間の水分補給の方法については、1位「水筒」87.2%、2位「学校の水道やウォーターサーバー」25.3%で、小中学生の熱中症対策としては水筒での水分補給が最も多いことが分かった。
また、小中学生の平日の水分補給量については、「500ml未満」16.2%、「500ml〜1L未満」44%、「1L〜2L未満」21.1%で、1日平均876mlだった。一方、親の平日の水分補給量は、「500ml未満」13.4%、「500ml〜1L未満」40.3%、「1L〜2L未満」30%で、1日平均1,011ml。いずれも1日の水分補給量としては少ない結果となった。
小児科医の若林大樹氏によると、子どもが1日に必要な水分量は、「体重10kg未満:100 mL/kg」、「体重10kg~20kg未満:1000mL+(10kg以上の体重分で)50mL/kg」、「体重20kg以上:1500mL+(20kg以上の体重分で)20mL/kg〈ただし成人量(2400mL)を超えない〉」ということなので、小中学生の平均水分補給量876mlは、体重8〜9kgの子ども相当分しかないという結果だった。
若林医師によると、子どもの熱中症対策としてオススメなのは①適切な水分摂取、②適切な服装と環境、③環境調整と予防策、だという。
この調査は、小中学生の子どもをもつ全国の親を対象に、7月1~7日の期間、インターネットで実施した。有効回答数は525人。
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