2024年8月9日
大阪国際工科専門職大学、「高校生のためのAIチャットボット」を開発
大阪国際工科専門職大学(IPUT OSAKA)は8日、同大の学生プロジェクトチームが、高校生のためのAIチャットボット「Chat-IPUT」を開発したと発表した。
「Chat-IPUT」は、高校生が同大の学びで気になることや知りたいことに、在学生役のAIが自動応答するチャットボットで、今回、特別企画として、8月8日~9月15日までの期間限定で、同大のWEBサイトでも一般公開する。
「Chat-IPUT」は、同大情報工学科とデジタルエンタテインメント学科の学生有志メンバーが、昨年秋からプロジェクトをスタートし、約半年で開発。生成AIを活用したシステム開発から、データセット、ユーザーインターフェース(UI)設計、チャットボット画面のデザインまですべてを、学生が自ら手掛けた。
学生メンバーは、自分たちが入学前に知りたかった情報を高校生に伝えるためにオリジナルで開発。利用者が先輩である在学生に気軽に質問・相談できるよう、回答にも工夫を凝らし、キャンパスライフがイメージしやすくなるプログラムになっている。
また、今回の開発は、AIやIoT、CGを実践的に学ぶ学生たちのアウトプット、および、スキル向上も目的の一環で、チーム開発スキル(開発環境構築、GitHub・Git・Docker 活用など)、Webサイト制作スキル(GUI デザインスキルなど)、自然言語処理モデル構築スキルなどの向上にもつながったという。
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