2024年10月22日
日本ディープラーニング協会、「高専生の事業創出コンテスト」1次審査結果を発表
日本ディープラーニング協会は21日、高専生の「ものづくり×AI」による事業創出コンテスト「全国高専ディープラーニングコンテスト」(DCON)2025年大会の1次審査結果を発表した。
DCONは、高専生が日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストで、今回は過去最多となる42高専、94チーム/110作品がエントリー。そのうち40高専、79チーム/86作品が、1次審査を通過した。
応募作品は、地元の産業振興や農業DXに対するAIソリューション、海難事故や認知症、言語障がいなど身の周りで起きている課題に対する解決策の提案が多くみられ、地域社会の課題解決に向けた取り組みが高専生の発想力と技術力で新たな形で表現されていた。
高専での起業家教育が本格的に開始したこともあり、応募作品数は前年比1.5倍に増加。初エントリー校が7高専あったほか、初めて複数の高専をまたがって結成された連合チームからの応募もあった。
1次審査を通過した86作品79チームは今後、約2カ月間でプロトタイプ制作を行い、説明資料とデモ動画を提出する2次審査に進む。選考は上場企業経営者を中心とするメンターが担当。
また、2次審査を通過したチームは、メンターの指導を受けてビジネスプランの磨き上げに取り組み、本選でのプレゼンテーション(2025年5月9・10日、東京・渋谷ヒカリエホールで開催)に挑む。
本選の審査方法は、技術審査とプレゼンテーション審査で、技術審査の評点と、プレゼンテーション審査を加味し、ベンチャーキャピタリストである本選審査員が決める企業評価額によって最優秀賞が決まる。
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