2024年10月22日
サイバネット、大阪成蹊大学で「企業等連携PBL授業」を実施
サイバネットシステムは21日、大阪成蹊大学に昨年新設されたデータサイエンス学部の2024年度2年生向け前期授業(4~9月)で、「企業等連携PBL授業」を実施したと発表した。

PBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)授業とは、示された課題に学生たちがチームでリサーチや議論を重ねて課題解決を図る教育手法で、主体的・能動的に学ぶことができるアクティブラーニング形式の1つ。学生自身を主役とすることで、学生の知的好奇心、モチベーションを刺激して、自身の成長を強く実感することにつながる。
今回実施したPBL授業は、パソコンのキーボードなどに使われるゴムダイヤフラムの設計を解析対象にし、「最適な打ち心地」を実現する設計寸法の算出方法を学ぶ実践型授業。
具体的には、マルチフィジックス解析ソフトウェア「Ansys」(アンシス)で高速なパラメトリックスタディを実施して、その結果をプログラミング言語Pythonの機械学習ライブラリに読み込ませてデータを分析することで、複数の設計寸法の中から最適な打ち心地になる組み合わせを導出した。
同授業を通して、世界中で広く使われているシミュレーションソフトウェアを的確に使いながら、算出された結果を機械学習で分析する能力を身に付けた。また、文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)」の認定に向けても支援した。
今回の授業では、同社の「CAEユニバーシティ」の教材を利用した。「CAEユニバーシティ」は、大学教授や製造業のエンジニアなど各分野の第一人者が講師を務める総合CAE教育システムとして18年の歴史があり、これまでに1万9000人以上のエンジニアに研修を提供している。
「CAEユニバーシティ」では、大学教授による定期講座や、発展形として深層学習を用いた「サロゲートAI」によるサービスなどで、データサイエンスについて学ぶことができる。また、年内には機械学習に関する新講座も開設予定。
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