2024年10月29日
高専進学理由1位は「特定の専門分野への興味」 =じゅけラボ予備校調べ=
じゅけラボ予備校は25日、高専卒業生261名の男女を対象に実施した、高専進学を決めた理由と高専進学を選択したことに対する満足度に関する調査結果を発表した。

それによると、「あなたが高専を志望した理由は何ですか?」の問いには、「特定の専門分野に興味があったから」31.8%。次いで、「将来のキャリアに役立つと考えたから」28.7%、「実習や実験などの実践的な教育を重視しているから」19.9%と続いた。

「高専に進学して良かったと思いますか?」の問いには、「非常に良かった」(14.9%)と「良かった」(43.3%)を合わせた58.2%の卒業生が高専進学に満足していることがわかった。高専での専門的な教育や実践的なカリキュラム、産業界と連携した実習やプロジェクトを通じて、即戦力としてのスキルを身につけることができた点が卒業生のキャリア形成にプラスの影響を与えている可能性を示している。
一方、「あまり良くなかった」(8.8%)と「良くなかった」(4.2%)の回答は合わせて13%となった。入学前に抱いていた高専のイメージや期待と、実際の教育内容や環境が一致しなかった可能性や、高専特有の専門性が逆に卒業後の進路選択を狭めてしまったと感じた可能性もある。

「高専に進学して良かったと思う理由を教えてください」の問いには、「実践的な学びが多く、大学とは違った魅力があったから」40.8%。次いで、「専門知識や技術が身につき、就職やキャリア形成に役立ったから」36.8%、「同じ目標を持つ仲間と出会えたことが大きな財産になったから」29.6%、「専門分野の基礎をしっかり学べたから」28.3%の回答もあった。

「高専に進学したことが良くなかったと思う理由を教えてください」については、「就職や進学において、期待したほどの成果が得られなかったから」23.5%。次いで、「高専のカリキュラムが合わなかったから」と「専門分野に興味がなくなり、違う道に進みたくなったから」が同じく20.6%、「学業とプライベートのバランスを取るのが難しかったから」と「思っていたほど専門知識が身につかなかったから」も同じく17.6%と続いた。
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