2024年11月14日
「中高生の海外留学」、夏・春休みなどの長期休みを活用するケースが増加=スマ留調べ=
リアブロードが運営する海外留学エージェント「スマ留」は13日、2023年11月1日~2024年10月31日に留学相談をした12~18歳の中高生男女3167人を対象に実施した、「中高生の海外留学に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、中高生の留学希望時期を聞いたところ、年間を通じて、夏・春休みなどの学生の長期休み期間に留学を希望する生徒が増えていることが分かった。特に、夏休みの7・8月に最も多くの学生が留学を希望しており、次いで春休みの3月の希望者が多かった。
長期休みに留学を希望する理由として、「スマ留」の利用者からは「休学や学校を休むことなく留学できるから」「現実的に最も行きやすい時期だから」という意見が寄せられた。
長期休みに留学をする生徒は「いつから準備を始めているのか」を調べたところ、夏休み(7~8月)に留学を希望する生徒は3月から増え始め、学生の新学期である4月に留学相談のピークを迎えるという結果になった。
春休み(3~4月)の留学希望者は、夏休みが終わった9月から徐々に増え始め、11月から1月にかけてピークを迎えるという結果になった。「スマ留」利用者の中には春休みだけでなく、年末年始の留学を検討する生徒も見受けられ、9月から徐々に留学希望者が増える傾向にある。
また、中高生の留学希望先を聞いたところ、1位は「オーストラリア」だった。オーストラリアは、日本との時差がわずか1時間(サマータイム時は2時間)で、保護者と連絡が取りやすいという特徴があるほか、温暖な気候で治安が良い点も人気。
2位は「カナダ」。カナダは、先進国の中でも特に治安が良いことで知られており、中高生の留学先としても安心して選ばれている。特に日本人留学生に評判が良いのは、カナダの英語が聞き取りやすいという点。カナダ英語は訛りが少なく、クリアな英語に触れることができるのが人気のようだ。
3位には、「渡航先が決まっていない」がランクインした。行きたい国がないのではなく、複数の候補があり、費用や現地の日本人比率、環境、その他の条件についてカウンセリングで相談した上で決めたいという生徒が多かった。
以下、4位「アメリカ」、5位「フィリピン」、6位「イギリス」、7位「ニュージーランド」、8位「マルタ」、9位「ドバイ」、10位「マレーシア」、11位「アイルランド」、12位「韓国」、13位「アメリカ(ハワイ)」、14位「南アフリカ」、15位「フィジー」、16位「インドネシア」と続いた。
この調査は、2023年11月1日~2024年10月31日に「スマ留」の無料カウンセリングを予約した12~18歳の中高生の男女を対象に、11月5日に実施した。有効回答数は3167人。
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