2025年2月12日
出雲市社協、ひきこもり・不登校の子どもと保護者を支える第3の居場所「サードプレイスMAP」を公開
出雲市社会福祉協議会は、ひきこもり・不登校の子どもたちとその保護者を支える第3の居場所「出雲のサードプレイスMAP」を公開した。
同社協は、同市とともに、公的な制度やサービスにつながらない生活課題に対応する「福祉総合相談支援事業」を実施。そのなかで増加しているひきこもりや不登校に関するケースの解決に向け、家でも学校でもない第3の居場所(サードプレイス)を紹介するMAPを作成。2月6日から、同社協の公式サイトやFacebook、Instagramで公開を開始したほか、窓口でも配布している。
同MAPでは、サードプレイスの団体名や場所、紹介文、2次元コードを掲載し、気になる団体が気軽にチェックできるようになっている。
同市教委によると、同市の不登校児童・生徒数は増加し続けており、2022年度は小学校、中学校合わせて592人と過去最多。特に中学校では1000人あたりの不登校児童・生徒数は78.2人と国の59.8人、県の65.7人を大きく上回る状況で、喫緊の課題になっている。
同社協では、相談対応で、ひきこもりや不登校の子どもをサードプレイスにつないだり、反対にサードプレイスから相談を受けたりするなど顔の見える関係ができたことで、支援の輪に広がりが生まれたという。
今後も、同MAPを活用して、サードプレイスをはじめ地域の人・団体とつながりながら、ひきこもりや学校に行きづらい子どもたちとその保護者の未来に向けた選択肢が広がるよう取り組んでいく。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)